屋久島生活の断片・日誌編
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No.231  湧水処理工事のこと (1)  H19.12.10)

散歩の途中農道から県道へ抜ける道の一つを通るのだが、今年畑総という事業で畑の改良造成工事をした畑のいくつかの区画で、雨が降った後に長期間水田のように水がたまりっぱなしのところがあった。初めは土を平らにするために水を張っているのかと思っていたのだが、水の溜まっていない畑では耕し作物を作り始めている。その後雨が多く降らない時期になってからは徐々に水が減って湿った土に雑草も生えたが、周りの畑と違い一向に耕作する気配がないので気になっていた。

暗渠を埋めていると思われる
 
畑の縁の傾斜部・岩が地中に延びている
地中に岩があると排水しにくいと思われる
工事の看板
 
小屋の左に茶色のフィルターみたいな資材、
右の黒いのが巻いて置いてあるダクト

日差しが強い夏になってからは散歩でその道は通らなかったのだが、11月になって日差しも弱くなってきたのでまたその道を通ることにしたら、水が溜まる区画で工事をしている。畑の中央部分に2本とか並行して溝を掘って砂利を埋めてから土を埋め戻しているようである。区画の段差下の縁にそって溝を掘り同様の工事をしているところもある。

水を排水する暗渠の工事をしているようである。工事小屋付近にある看板を見ると湧水処理工事とある。(補完工)という字が見えるから水溜まりになる区画が出来たので追加工事をしているということみたいである。屋久島は隆起した岩盤の上にどこかの噴火の灰が溜まって出来た地層と聞いたことがある。だから私は岩が皿のようになっているところが土で埋まっていて排水しにくいから雨が降ると水溜まりになるのだろうと思っていたのだが、ただそこに降った雨だけでなく傾斜している岩と土の間を雨水を集めた地下水が流れて来て土が浅い段差部付近で湧き出すから水が溜まるということかも知れない。

暗渠に流れ込んだ水も下が岩だと溜まったままであまり変わらないのではと気になるのだが、パームかなにかフェルト状の資材と黒いダクトが工事小屋付近に置いてあったので、暗渠の内部に溜まった水はフェルト状の資材のフィルターを通しダクトで水路に排水するようにしていると思われる。畑総の造成工事が始まる前には湿地みたいでこんなところが畑かという感じのところもあったがこういう工事をするとちゃんとした畑になるようだから、他の湧水以外の要因で不適だった土地もいろんな工事でちゃんとした畑になっているのかもしれない。私は草ぼうぼうの休耕地も多いのになぜ畑の再開発が必要なのかと畑総事業に疑問は持っているのだが、その要不要は別にして工事で畑はちゃんとなるようである。

No.254  湧水処理工事のこと(2)  (H20.11.10)


 
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