屋久島生活の断片・日誌編
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No.136  足湯のこと(1) H16.01.12)

この年末年始、娘と孫がいつものように来た。今回も娘はビデオを見るのにTVにかじりついていた。この2年は犬の散歩に出ていた孫娘も台所の手伝いや妻に教わってマフラーなどを織ったりフェルトでポーチを作ったりで外に出ることはあまりなかった。織りはやりたくて仕方がなかった大きな織り機に座れるようになったので、二日間も飽きずにやっていたが、妻もまんざらではなかったようである。

今回着いた時と帰る時を除けば娘と孫が家の外に出たのは元日だけだった。初日の出を見る時と初詣、その帰りに湯泊温泉に行った以外、外に出なかった。初詣は昔からある益救神社と薬の会社が建てたという屋久島大社をはしごした。娘が神様とかおみくじにこだわっているのでここのところ続けて行っている。湯泊温泉は昨年正月に引き続き二回目である。

湯泊温泉で足湯を楽しむ娘と孫

(顔が分からないようにとの要望で
  逆光の写真にしました)

湯泊温泉は一昨年にリニューアルして綺麗になったからか、昨年は本やTVで結構取り上げられていた感がある。平内海中温泉は波をかぶるところにあって遊び気分では近づきにくいが、湯泊温泉は海岸にあるが波打ち際から離れているから子どもが服を着てでも近づける。

私たちは他に人のいない時をねらって行くのだが、昨年正月は奥の岩場の湯船が空いており娘と孫が縁に座って足湯を楽しんだ。孫はそれが楽しかったらしく今年も行きたいと言うので初詣の帰りに家を通り越して湯泊温泉に行ったのである。幸いメインの湯船が空いていたので入浴する人が来るまでの結構長い時間足湯を楽しむことが出来て大満足の様子だった。帰りに足を入れた孫と娘と妻の分300円を箱に入れて帰ってきた。

そこで思ったことだが、男女の湯船の仕切りはあっても体裁だけで丸見えだし、周囲に囲いのない湯船の周りで脱げば丸見えである。素っ裸で入らねばならぬとなれば話の種に見る人は多く来ても、利用するのは男性が多く女性は地元主体の限られた人ではないかと思われる。足湯が出来るようにすれば服を脱がずに楽しめるから、ちょっと見に来る観光客も憩いの時間を過ごすようになって人気スポットになる可能性がある。

No.142  足湯のこと(2) (H16.04.05)


 
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