屋久島生活の断片・日誌編
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No.90  タンカンのこと(2) H14.03.04)

季節のご挨拶の贈り物のことである。屋久島へ越してきてからこの土地の特徴的な品物を送りたいと考えていたが、自分が食べてみて好みに合ったのはタンカンだった。それを送ることにしてもう七回目である。回を重ねてみた結果では、タンカンの味は年によりあるいは生産者により多少のばらつきはあっても比較的安定した品質のように思われる。

箱詰めしたタンカン

初めの頃は知り合いの無農薬栽培の家から購入していたが、規模が少し小さいようで出来高が安定しない、数をそろえられない年もあってそこの知り合いの農家から最近は購入している。今年は6キャリー購入した。1キャリー大体20kg入っている。それを自分たちで箱詰めしゆうパックで送る。1箱約5kg入る。これを送るのが我が家の3月はじめの恒例行事である。そして年一度しかしない季節のご挨拶なのである。

屋久島に来て初めての年はいわゆる本当のご挨拶をしなければならないところには、生産者が箱詰めした規格品のタンカンを送った。礼状が来てジューシーでうまい、もっと欲しいということになって、今度はキャリーで買ったタンカンを自分たちで箱詰めして送ったらこちらのほうがもっとうまいとの話だった。だから翌年からはすべて自分たちで詰めて送っている。

我が家がキャリーで買うタンカンは外観はきれいでないし粒もそろっていない。いわゆる規格品ではない。それでも真っ直ぐなキューリよりも曲がっていてもうまいキューリのほうが良いというような人には、これが好評である。

No.41 タンカンのこと(1) (H13.02.19)

 

レオ
生後 189日  17.8kg

ソファの上がお気に入りの場所になってしまった

 
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