屋久島生活の断片・偏見ご免のたわごと編
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No.332 ツイッターのこと  [H22(2010).02.22]

首相もはじめたというツイッターを経験してみようと私も始めてみた。ニュース系をリストに登録、通常はHootSuiteというサイトで閲覧するようにした。投稿はHPの更新通知は効用ありかもしれないと思ってしているが、その他は何か見聞きしたことなどの感想メモみたいなものである。

Twitterを誘う響きのありそうな「さえずり」ではなく「つぶやき」(ふと口をついて出たひとりごと)とは名訳である。いま私はその日本語訳の意味するような誘わないけど人に聞こえることもある使い方でよいかなと思っている。

ツイッターを始める前に、私は根岸智幸著の「Twitter使いこなし術」という新書版の本を購入して予備知識を得た。一応の使い方は分ったのだが、一番肝心なところがよく分らない。Twitterを始めてみたけれど面白さがわからないというひとは、まずフォローを増やせ。100人くらいフォローすると自分専用の情報源が出来たも同然で面白くなるということである。送り手が選別したニュースなども軽重なく流れるので自分の関心を引く記事に一瞥で当たりをつけられない。一般の記事においておやである。

Twitterは私に言わせればインターネットのクズ収集装置みたいな印象である。その中から役に立つものを抽出するリサイクル技術が必要な気がしている。だから使いこなし術という語に惹かれたのだが、具体的にどういうフォローをしてどういう効用のある情報が得られたのか、その肝心な実際例(術)が示されていない。Twitterの使いこなし方の実際が示されていないのである。クライアントなどの使い方の説明はあるが、Twitterの使いこなし術が出ていないのである。

私は今のところ日本語訳の意味でTwitterしているから積極的にフォローする気はない。リアルタイムにはさほど関心のない私が情報源として見る対象はリンク先の内容が主である。自分がブックマークしているサイトやブログや登録しているメルマガ、ヘッドラインリーダーで購読している記事の他に見てみたい情報が出ていないかチェックしているのである。大きな書店のある階でなにか面白そうなあるいはよい本がないか物色するに似ている。

だから著者個人の事情に及ぶに似たフォローは今のところする気はない。リストに入れてウォッチしているだけである。もうあるのかどうか知らないが私としてはそれがしやすいように、リスト対象Twitterのリンク先の記事のヘッドラインとブラウザ面が一体のタブかウィンドウが出るサービス、自分の作成したリストのリンク先記事のヘッドラインリーダーみたいなものがあればよいと思う。
(2010.04.08補足:自分がフォローしている人のツイートのリンク記事を新聞風にまとめて表示してくれるサービスサイトがあるという記事を本日見た。私は全ツイート対象で新聞のジャンル面別みたいなもの、それも信頼できる選別者が軽重判断し重要なものから順に並べたものがほしいと思う。そういうのがいくつも出来てこちらがどれを見るか選べるとよい。結局はネットメディアサイトということかも知れないが。)

ツイッターそのものの性格についての感想である。まず単一運用組織内サービスであるところが漠然と気になる。それはさておいて、私の見るところいわゆるブログのコメント欄みたいな感じがする。本文に相当するのがリンク先である。あるいは掲示板(リンクを書き込み可の)みたいな感じがする。

しかしブログコメントや掲示板の投稿者が不特定だから投稿に対する責任意識がないものが入り込みやすい。それらのサービスとその運用組織を問わないセキュリティ管理方法が出現すればオープンな従来サービスで十分な感じがする。140字以内で投稿する制限を付けるかどうかは発信者の選択で可能にすればよいだけである。

No.333 ツイッター試用感想のこと  [H22(2010).03.03]


 
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