我が家は鹿児島県の屋久島の南端に位置し海岸から200m弱くらいのところにある。標高は40mくらいである。最近でいえば、2月7日(木)と8日(金)の午前中海岸線直近の海上を東から西方向に黒っぽい戦闘機か攻撃機が低空飛行して通った。7日に見たときは右(西)方に過ぎたところで陸沿いから外洋方向に転回して行った。家の窓から見たのだが、高度は南側海方向に距離50mくらい下がったところにある電柱の先端(我が家の屋根くらいの標高)すれすれに見通すくらいの低さだった。7日には寝ていた犬が驚くほどのゴーンあるいはガーンというような大きな音が一発した。揺れはなかった。地震や火山の報道もなかったので衝撃波かもしれない。
大分前から時々同様の低空飛行が見られ気にはなっていたものである。一回に複数機続くときもある。そこで自衛隊なのか米軍なのか分からないが、とりあえず航空自衛隊に問い合わせて見たのだが、2月7日8日に飛行訓練はしていなしスクランブルもしていないとのことである。米軍については九州防衛局に問い合わせてみたらという返事だった。九州防衛局では、米軍に問い合わせるには苦情内容が明確で場所と時刻もはっきりしていないと難しいとのことである。苦情というよりはただ何なのか気になるだけなので事情解明は頓挫した。
以下は低空飛行に関する妄想の類である。種子島と屋久島の間に西之表市の馬毛島という島がある。その馬毛島が米軍空母艦載機の離発着訓練施設の候補地として浮上しているというはなしが昨年はじめころから目に付くようになった。それに関連して米軍が周辺を低空飛行して訓練に適しているか検討しているのではないかと思ったりもする。
あるいは我が家の近辺の何かを標的に見立てて低空飛行で攻撃し海方向に離脱というような疑似行為をしているのではないかと思ったりもする。むかし自衛隊か米軍か知らないが訓練中に民間機や船舶を標的に見立てて攻撃するまねをした輩がいたとかそれで事故になったとかいうはなしもある。近くで標的に見立てられそうな鳥の形をした屋久島おおぞら高校(通信制のスクーリング施設)があるので、そんなことを思ったりもする。
多分以上は妄想だろうが、なんで屋久島南端直近海上を低空飛行するのか、どうも気になってしようがない。
補足1: 飛行時刻確認のこと (H20.02.27)
本日2月27日(水)我が家の時計で午前9時44分ころ、ジェット機3機が低空飛行で我が家近くの南海上を東から西の方向に通過した。苦情を言う事情もないので九州防衛局に問い合わせはしていないが、ここに事実を記録しておく。
補足2:
数年前から鹿児島県内で爆音情報多数のこと (H20.12.18)
ニュースによると、昨日の衆院沖縄北方特別委員会で、民主党の川内博史議員の質問に答え、在日米軍が十島村などで実施している戦闘機などの低空飛行訓練について、外務省が11日の日米合同委員会で、学校や病院などの施設に配慮するとした同委員会合意を順守するよう米軍側に申し入れ、米軍側もこれに応じていたことが分かったということである。
川内議員や外務省の答弁によると、川内議員が11月7日午後3時ごろ、十島村の宝島小中学校小宝島分校を訪れた際、米軍機が同校上空を低空で通過したので、外務省を通じて米軍側に問い合わせたところ、同時刻に小宝島上空を米軍機が飛行したことが確認されたのが国会質疑の発端らしい。事実確認の成果かこれまで2週間に1回程度上空を戦闘機が低空飛行していたが11月中旬以降は確認されていないようである。
ニュースには爆音を響かせ超低空飛行する飛行機は、数年前から鹿児島県内全域でたびたび確認されており、中には米軍機の可能性が極めて高いケースもあったという情報も記載されている。屋久島南端直近海上を低空飛行する戦闘機らしきものも、私が自衛隊に問い合わせたところでは自衛隊機ではないということなので米軍機と思われる。
補足3: 米軍機低空飛行訓練ルートのこと (H21.05.13)