My logbook : 屋久島方丈記 
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  たわごと編: No.568
 
  2020.02.19 働き方改革_何故あって休業・休館が改革の一環  
 
  2月18日、鹿児島のホテルや商業施設が休館や休業したというニュースがあった。去年4月に「働き方改革関連法」の一部が施行され、各企業などが長時間労働の解消など様々な取り組みを行っており、その一環としてなされたそうである。

今後も定期的ではないがそうすることを予定しているらしいが、私には働くひと達が多様で柔軟な働き方を自分で選択できるようにするための改革が、なぜ施設の休館や休業になるのかよく理解できない。

ホテルや商業施設は営業していてこそサービスを提供できる存在である。もともと定休日を定めて営業しているならいざ知らず、年中無休を謳って営業しているつまりそれを営業理念として設立されたホテルや商業施設がそれを止めるのが働き方改革の一環だという理屈がどうにも理解できない。

従業員の柔軟な働き方を自分で選択できるようにする改革というと難しく聞こえるが、私は長時間労働や労働時間に融通性がなく従業員が何か突発的用事や家族などの事情などに対応できない現状があるならそれを改善するということがまずやるべきことかなというふうに受け取っている。

解決策としては、極端に言えば同じ仕事を二人でやることにすればよいわけである。基本同時にはひとりが働くが引き継ぎのときは二人で働く。日によって交替するあるいは時間によって交替する。長く休みを取るときは残った一人が毎日働く。勤務時間の割り振りは二人で調整する。仕事はすべて二人でするとは限らないから以上は基本的な考え方としてのはなしである。そういう考えで従業員が働けるよう知恵を出す。その結果現状よりは働き方が改革されるのではないかと思われる。

私には突発的にメンテナンスのために止むを得ずするに似た休館・休業がなんで従業員の今後の改善された働き方と結びついているのかよく分からないのである。

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