My logbook : 屋久島方丈記 
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  たわごと編: No.339  
  2016.04.04 アレルギー発症_豆乳ヨーグルトを作って食べていて  
 
  わが家では豆乳をときどき飲んだり料理に使用したりしていた。昨年秋、豆乳ヨーグルトが身体によいとテレビか本かで見て豆乳ヨーグルトを作って食べようというはなしになってヨーグルトメーカーとビヒズス菌主体のタネ菌を購入し作って食べ始めた。

しばらくは何でもなかったのだが、そのうち私たち夫婦二人とも腕や上半身の皮膚がときどきチクチクしたり、下肢に蕁麻疹状の腫れが出たり口内炎がよく出るようになった。豆乳は身体によいと思い込んでいたからヨーグルトのタネ菌成分が悪さをしているのかと別のメーカーのビヒズス菌主体のタネ菌に替えたのだが、今度はさらに腫れが赤みを増したり胃部が痛くなったりするようになった。

これはおかしいと思って豆乳ヨーグルト作りは中止した。そして豆乳に問題があるのではないかとネットで調べてみたら、2013年末ころ国民生活センターが大豆を主な原材料とする飲料を含めた豆乳等を摂取し皮膚や粘膜のかゆみ、赤み、腫れ、じんましん、呼吸困難といったアレルギー症状を発症したという相談が増えているので注意を喚起しているという記事があった。どうも豆乳アレルギーを発症していたらしい。

私たちは大豆を煮たものとか納豆などをよく食べて来たがアレルギー症状が出たことはない。頻繁に飲んでいなかったからかも知れないが、豆乳を飲んでもアレルギー症状が出たことはない。豆乳を飲んでアレルギーを起こすひとはヒノキやシラカバなどカバノキ科の植物で花粉症になってしまうということが分かっているとのことだが、以前私がアレルギー検査をしてもらったところでは、ヒノキやシラカンバ(属)で問題なしということだった。それでも私にアレルギー症状が出たのである。

そしてヒノキなどのものに似た大豆にあるアレルギー源となる物質・蛋白質は加熱や発酵などの加工処理を行なうとアレルギーを起こしにくくなる性質があるそうである。それで味噌や納豆などでは大丈夫でも、加工度合いの低い豆乳でアレルギー症状が出てしまうことがあるということらしい。しかし私たちは豆乳を飲んでいたときには症状は出なかった。だが豆乳ヨーグルトでは発症したわけである。ヨーグルトメーカーやタネ菌のメーカーは豆乳ヨーグルトを作るには成分無調整がよいと推奨している。それで加工度合いが相対的に低めと思われる成分無調整豆乳を使ったのだが、もしかしたら使用したタネ菌と成分無調整豆乳の組み合わせで何らかの反応が促進されてアレルギーが発症したのかも知れない。私たち夫婦二人とも発症したので何か原因があるはずだと気になっている。
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