わが家では、季節を問わず毎日雨戸を閉める。家を建て移住して来て20年を過ぎたのだが、この雨戸の戸車にガタが来た。樹脂製の車輪の軸穴が摩耗してガタつくようになったようである。開けるときに最初に動かす戸袋に最も近い雨戸の戸袋側の戸車のガタつきが最もひどい。1枚目が戸袋に入れてから2枚目3枚目の雨戸を入れていくとそれらに押されて横方向に動く距離が3枚組の雨戸の中で一番大きいからそうなるのは自然の成り行きであると思われる。そこでその戸車を交換することを思い立った。
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雨戸の全景 |
雨戸ラベルと戸車 |
わが家のサッシ類はラベルを見ると立山アルミ製である。ネットでその会社の雨戸と戸車を調べようと検索したのだが見当たらない。もうその会社は吸収合併されたのか三協アルミに統合されてないようである。雨戸と戸車には組み合わせがあってそれらを特定しないと戸車の手配ができない。そこで三協アルミに立山アルミの雨戸用戸車を入手したいのだが調べられないかと相談係に問い合わせた。
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戸車の特定資料と購入した戸車 |
相談係も立山アルミの雨戸だけでは特定が難しいということで、わが家の雨戸全景と雨戸のラベルと戸車の写真を送ったら調べてくれるということになった。そこでそれらの写真を撮って送ったら、いまはラインアップにない立山アルミの雨戸とその戸車を特定し、その戸車の三協アルミ仕様代替品を連絡してくれた。
立山アルミの戸車の部品番はTO-068でその代替品の部品番号はWA0566であると分かったので、早速その番号でネットで最も安そうな店を探し注文した。それで一件落着、雨戸の戸車のガタつきから開放された。約20年ほぼ毎日開け閉めを繰り返してきたのだから1年350日として1年で動く回数700回、20年では1万4000回になる。家屋用の可動部品の実耐久回数はこのくらいのものなのだとすれば、製品開発時の耐候作動耐久試験では試験回数1万回が基準なのかなと思った次第である。私の感覚では木造家屋において20年で問題が出ないように2万回くらいがよさそうな気がする。
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