昨年秋ころから暮れにかけて、車のサイドミラーとそのそばのドアに鳥に糞をされることが続いた。それまでもときたま糞をされることはあったがこのころは連日でクルマに乗る前に洗い流さないといけないくらいだった。私が車のそばに行くときは鳥がその気配に逃げてしまったか姿を確認できなかったが、妻が朝コンポストにゴミを捨てに行きがてらちょっと離れたところから眺めたときにいた鳥は腹が赤っぽい鳥だったということである。わが家でもよく見かけるそういう鳥と言えばジョウビタキである。
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袋をかぶせてあるサイドミラー、
糞をされていた部分は黄色の辺り
(対策前の糞まみれの写真を撮るのを忘れて
しまうほど対策に気を取られていた
ようである) |
鳥が止まれないように
三角ポールに付けた針金による突起
(三角ポールは汚水マスの破損防護用:
どこかの車が転回などしようとしてか
不在中に駐車場内部に入り込んだらしく
マス部に急停止のスリップ痕が残っていた
ので他車侵入乗り上げを防止するため) |
ネットで見た記事によれば、ジョウビタキは車のサイドミラーなどに映る自分の姿を見て縄張りへの侵入者と誤解して追い払おうとして糞をかけたり足でひっかいたりして攻撃するらしい。わが家ではサイドミラーとそのそばのドアに糞がいっぱい着いていたからミラーに向かって来たとき同時にドアガラスに映る自分の姿にも反応していたのかもしれない。そしてわが家と同じようにこの鳥に糞をされるひとは結構いるようである。対策としてはミラーやガラス部分に鳥の姿が映らないようにすれば良いということである。ある記事には例としてサイドミラーにカバーをする例が挙げられていた。
そこで白いレジ袋のような袋をサイドミラーにかぶせて見たら、その後糞をされなくなった。またわが家には駐車場入り口付近に三角ポールを置いてあるのだが、そこにはその後もときどきそこの上部に糞をされることは続いた。車後部のすぐ後ろに置いてあるから、車の後部ハッチのガラスに向かって来た鳥が止まるところがなくてポールに止まって糞をするのではないかと思われる。そこでポールの上部に鳥が来ても止まれないように針金で作った突起を付けた。その後は糞をされなくなった。車を使うときポールを移動するのだがそのとき糞が着いていたりするとあとで手を洗ったりしなければならなかったが、その面倒もなくなった。またルーフ後端にあるアンテナ付近にもときたま糞をされていたのだがそれもなくなった。
屋久島ではジョウビタキは北の方から渡って来て秋口にたくさん見かけるようになるが寒さが増してくるに従い少なくなるようである。多くがもっと暖かい南の方へ渡って行くかららしい。だからか1月のいつ頃からか袋をしていなくても糞をされなくなった。だが、暖かくなるころ再び北の方に戻る途中に立ち寄るので一時また増えるということである。いまは糞をされていないがまたそのころには対策をしなければいけなくなると思われる。
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ジョウビタキ(ネットの無料写真から) |
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