My logbook : 屋久島方丈記 
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  日誌編  ・ 偏見ご免のたわごと編  
  日誌編: No.257  
  2014.12.15  上腕の動くコブ_動脈蛇行  
 
 
10月の中ごろのその日は暑かったかどうか憶えてはいないが、半袖シャツ一枚でソファに座っていた。そして両腕を左右に背もたれの上に広げたとき左腕の上腕にコブがあるのを見つけた。腕を曲げたり伸ばしたりすると場所が何センチかそこらの範囲で上下にズレる。よく見ると脈動もしている。


触ってみると痛みはなく脈動を感じる。血管周りになにかデキモノが出来たのかと気になって医者に行った。医師は触ってみた後、聴診器をそこに当てて聴いていた。それから首筋の頸動脈のあたりにも聴診器を当てた。また胸にも当て心臓の音を聴いた。他にも聴いた気がするが場所は失念した。いま思い出せるのは多分何箇所かの血流音を確認したということである。

その結果では、各箇所での血流音に違いはないから血管に何かのデキモノが出来て血流を阻害しているということはないということだった。そして移動し脈動もあるこのコブは上腕動脈蛇行によるものだとの診断だった。筋肉が衰えてくる高齢者にはよく見られるものだそうである。ここのところと言っても何年前からか定かに憶えている訳ではないが、腕を曲げ力こぶを出そうとしても往年のように固く盛り上がらないなと思っていたが私の筋肉は相当衰えてしまっているようである。

今年8月の台風11号が通過した後、庭の折れて垂れ下がった太い木の枝をいくつか鋸で切り離しそれらを空き地に運搬したのだが結構重かったので、捻ったか筋肉が限界だったのか肘のあたりに激痛が走った。関節を痛めた感じだった。その後本を読もうと持ち上げるのも苦痛で、そういう状態が二ヶ月以上続いたが最近は肘を折り曲げすると少し痛みがある程度に回復した。思えばこの肘痛も筋肉の衰えが原因のように思える。衰えつつあるとは言えまだまだ何でも出来ると思っていたのだが、上腕動脈蛇行の原因は筋肉の衰えらしいとの診断で自分の身体能力過信を指摘されてしまったようである。
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