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6月9日にNTTコミュニケーションズからOCN(プロバイダー)のオプションサービス「OCNブログ人」(ブログ)を、11月30日で終了するというそれだけのそっけないメールがあった。終了の理由や背景は分からない。私がネットで見た範囲では、理由・背景の解説記事は見当たらなかった。また8月27日には「Page
ON」(無料ホームページ開設サービス)を来年2月28日でサービス終了するというこれもまたそっけないメールが来た。こちらはサイトの早めの引っ越し(移転)を促していた。そして終了の理由や背景も依然分からないままいまに至っている。
そもそも私がなぜOCNのこれらのサービスを利用していたかと言えば、NTTという名につられてのことである。NTT関連だからサービス内容に不足はあってもサービスの中止などの面倒が起こりにくいユニバーサルなサービスを提供し続けるだろうと思ったからである。それなのにサービス終了である。NTTコミュニケーションズがWEB関連ソフトサービスから全面的に撤退する前兆かも知れない。また自らの都合で終了通知メールを送りつけあとはユーザーが対処せよというようなやり方は約款的にはあるのかも知れないが、私の感覚では社会的責任に欠ける対応のように思えてならない。
私は、2000年に「Page ON」でホームページ「My
logbook:屋久島生活の断片」を始め、その後2006年に「OCNブログ人」で「屋久島生活の断片・ブログ編」を始めた。それ以降、まず記事はホームページでアップしそれをブログで紹介するかたちをとっているが、実際はブログが最初の記事発信媒体でホームページがアーカイブという位置づけになっている。2010年にPCを更新し、そのとき新OSに替わったのでその新OSに対応のホームページ作成ソフトに切り替えたら、いままでのページの編集に上手く行かない点が出てきてしまった。そこでFC2の無料ホームページ開設サービスで新ホームページ作成ソフトによる「My
logbook:屋久島方丈記」を開設した。そしてOS切り替え以降の「My
logbook:屋久島生活の断片」の更新分を「My
logbook:屋久島方丈記」として継続してきた。両サイトをブログ掲載記事のアーカイブという位置づけで運用して来たわけである。
OCNのサービス終了通知を受け取ってから、ブログは6月にFC2ブログを並行して立ち上げ、8月分まではOCNブログと同内容をアップしてきた。この9月からは新記事への更新は、FC2ブログの「屋久島生活の断片・ブログ編」のみにし、ブログは完全移転したかたちになった。ホームページの方はサービス終了通知を受け取ってすぐFC2に新たなサイトとして「My
logbook:屋久島生活の断片」を全くOCNサイトと同内容で開設した。移転先である。
「My
logbook:屋久島生活の断片」は、いままで週に1000件余のアクセスがあり、ほとんどが検索エンジン経由でまちまちのページにアクセスしてきている。大したアクセス数ではないのかも知れないが、私としては検索経由で移転先が今まで同様にアクセスしてもらえるのが望ましい。そのためにはOCNの全ページがFC2の当該ページに移転通知付きでリダイレクトされるのが望ましい。ところがOCNのサーバーは「.htaccess」の利用をサポートしていない。OCNサポートに上層部判断で移転のサービスとして特別にそれの利用が出来るようにしてもらいたいと頼んだのだが、断られてしまった。サーバーの知識がない私の依頼は無理筋だったのかもしれない。
そしてなにかよい方法はないかとネットを見ていたら、例えば
javascript:(function(){p=location.pathname.split(’/’);
location.href=’http://mylbandtbfrst.web.fc2.com/’
+p[2]+’/’+p[3]+’/’+p[4];])();
で新サイトの同名ページに自動的に飛ばせるということがわかった。
旧サイト:
http://www.ocn.ne.jp/~my4110/p[2]/p[3]/p[4]
新サイト: http://mylbandtbfrst.web.fc2.com/p[2]/p[3]/p[4]
パスネームをスプリットで取得すると、p[1]に’~my4110’(アカウント名)が入るのでそれを省くのがミソだった。700ページくらいにこのようないくつかのコードを検索と置換で簡単に設置できた。
また重複サイトがある場合、移転告知表示と真サイトはここと検索エンジンに伝える<link rel=”canonical”>を併用するのが良いというような記事を見かけた。そこで旧サイトのバナー画像を移転通知文画像に置き換えて、バナー画像関連コードを検索し全ページを移転通知文画像とその画像から新サイトのトップページへリンクするコードに置換した。これは自動的に飛ばないときの対応である。また<link rel=”canonical”>は各ページ個別に真ページURLを指定する必要があるので飛ばしと同じやり方が出来るのかもしれないが、主だったページと最近アクセスの多かったページにのみコードを追加して済ませてしまった。
また新サイトにサイト内検索を設置した直後それを試してみたらトップページにリンクのあるページしか結果表示されないので、トップページにサイト内全ページへのリンクを背景に隠れて見えない色で設置した。それでサイト内検索を試したら検索結果も増えたから多分移転対策としての効果はあるかも知れない。しかしいわゆる検索サイトでの検索ではいまのところ結果に現れないから期待した効果はないかもしれない。
補足: 私のサイト開設の変遷と現状
[サイト開設の変遷]
2000年(平成12年) 「My
logbook:屋久島生活の断片」サイトを開設
・「日誌編」と「偏見ご免のたわごと編」(日誌的記事とたわごと的記事)
・「SpinCom」(妻の手紡ぎ手織り仲間のグループ)関係の活動紹介
・「屋久島釣り場案内」(屋久島の磯釣り場所の案内)
2006年(平成18年) ブログ「屋久島生活の断片・ブログ編」を開設
・「日誌編」と「偏見ご免のたわごと編」の紹介
2010年(平成22年) 「My logbook:屋久島方丈記」サイトを開設
・「日誌編」と「偏見ご免のたわごと編」
(「My logbook:屋久島生活の断片」から両編継続分のみ本サイトへ移行)
2013年(平成25年) 「屋久島釣り場案内」を新サイトとして分離し開設
[現在の開設サイト(4サイト)]
「屋久島生活の断片・ブログ編」
「My logbook:屋久島方丈記」
>>「日誌編」と「偏見ご免のたわごと編」(2010.06~の記事)
「My logbook:屋久島生活の断片」
>>「日誌編」と「偏見ご免のたわごと編」(~2010.05の記事)
>>「SpinCom」関係の活動紹介
「屋久島釣り場案内」
(関連記事)
屋久島方丈記・偏見ご免のたわごと編:
No.369 ホームページの引っ越し (2016.10.24)
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