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  たわごと編: No.192  
  2013.10.28 体重計・体組成計の不思議  
 
  今年になってクレジットカードのポイントで体重計を入手した。いままでの体重計は体脂肪率しか出ないものだったが、今回の体重計は、名前としてはインナースキャン体組成計というものである。体重の他にBMI、体脂肪率、筋肉、骨量、内臓脂肪レベル、基礎代謝、体内年齢、体水分が出る。いままでは体脂肪率が標準を下回る10台後半に納まっているので指標として成人病の大きな心配はないということだと受け取っていた。

今回の体組成計によるある日の測定結果は、体重64.5kg、BMI20.8(標準22)、体脂肪17.3%(70代だと多分標準30~60)、筋肉50.55kg、骨量2.8kg(75歳で標準1.75~3.5)、内臓脂肪12.0レベル(10~14.5はやや過剰、標準9.5)、基礎代謝1433kcal/日、体内年齢56歳(実年齢72歳)、体水分54.5%(正常55~65%)だった。私としては内臓脂肪がやや過剰と表示されるのが少々気になる。。

毎日測定しているのだが、体重の変化によってこれらの測定値も変化する。それにつれ体重との比率のような指標は変化するのは当然だが、自分で気になる内臓脂肪以外は問題ないレベルにある。また筋肉、基礎代謝の変化はほとんどなく骨量、体内年齢も変化ない。毎日筋肉や骨の量、脂肪の量が大きく変動することはないと思われるから、私の感じでは毎日の体重変化は水分による変化が主であるという気がしている。

ある日の午前中庭の枝切りをしてたくさんの汗をかいたら、朝64.75kgだった体重が作業後63.55kg(1.2kg減)になった。そして他の測定項目は内臓脂肪レベルを除いて体重減を反映してそれなりの納得できる変化があった。そして内臓脂肪の量はいっときの作業などで大きく変化することはないと解説記事にあったので、体重が減れば内臓脂肪レベルは増加するものと思っていたのだが、11レベルに下がっていた。

これが不思議なのである。内臓脂肪量が変わらないのに体重が減ると内臓脂肪レベルが正常方向にずれる。これで体組成計の測定結果すなわち解析方法に疑問を持ってしまった。体重などある結果は信頼できるが解析し推定するような結果はあまり信頼出来ないのではないかということである。説明書にリアクタンステクノロジーとあるがそれで指標がどう導かれるのか解説がないのでどう理解したらよいか分からない。

ネットで内臓脂肪について見ていたら、ウェストとヒップサイズから内臓脂肪を評価する方法があった。最小ウェストサイズ(へその少し上)と最大ヒップサイズ(一番ふくらんでいるところ)の比が男性で0.9以下(女性1.0以下)が適正ということである。それを見た日、測ってみたら80.5/89.5でほぼ0.9である。ギリギリということのようである。疑問は解消しないが体組成計のやや過剰ということ、および血圧が高く毎日薬を服用していることから、内臓脂肪が生活習慣病の警告を発していると受け取った方がよいのかもしれない。

体組成計の説明書には体脂肪率が低いのに内臓脂肪レベルが高い場合もある。医師に相談せよとあるからそのうち確かめてみたいが、いまのところ体脂肪率が低いのに内臓脂肪がやや過剰ということは内臓に脂肪が偏在しているからだと理解して、腹をへこませたり出したり内臓脂肪ダイエット運動をしてみたりしているところである。
 
 
 
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