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  日誌編  ・ 偏見ご免のたわごと編  
  日誌編: No.191  
  2013.10.21  ゼフィランサスあるいはレインリリー  
 
 
わが家では庭の何ヶ所かに白い水仙に似た花が毎年のように咲く。年に何回か咲く感じなので通年花の時期があるような印象である。10年以上前に知り合いから株を貰って植えたものが増えて花の数も多くなった。葉が細く針に見立てられる感じで水仙みたいな白い花が咲くからか、ハリバスイセンと呼ぶと言われた記憶がある。そこでわが家では通称ハリバスイセンと呼んでいるのだが、多分外で通用するような呼び方ではない。

ネットで見たところでは、和名ではタマスダレというらしい。細長い線状の葉が直立する姿をスダレに見立ててつけられたということである。ひがんばな科でゼフィランサスという学名でメキシコを中心に北米南東部・西インド諸島・中央・南アメリカで20~30種類と多く見られ、温暖な地域で生育し土中に鱗茎を形成する多年草だそうである。多くの種は乾燥の後に雨が降って球根が潤うと花茎をのばし開花する性質があるためレインリリーとも呼ばれるのだそうである。

白花のタマスダレ(わが家の庭で) 桃色花のゼフィランサス・ロゼア
(わが家の庭で)

ゼフィランサスには花色が白色、桃色、黄色などの種類がありその混ざり合ったものもさまざまあるということである。ゼフィランサスはわが家には白色のタマスダレの他に、桃色二種、黄色一種ある。白色のタマスダレは知り合いに貰ったもので当地でも一般的である。桃色の一種は他の種類より比較的大輪で道路の縁の土手など当地でよく見られる。わが家のものは畑の縁の土手に咲いていた株を採ってきて植えたものである。黄色のものは近所で購入して植えてあったものでそこの庭に咲いているのは見知っていたが、昨年その家のそばの舗装道路の隙間に咲いているのを見つけ採ってきて植えたものである。近所の家で花が咲いて出来た種が飛んで道路の隙間から芽を出したものではないかと思われる。残りの桃色一種は私が球根を買って植えたものである。

桃色大輪花のサフランモドキ
(近所の家の庭で・わが家の庭で咲き終わってから本文を書こうと思い立ったので)
黄花のゼフィランサス・シトリナ
(近所の家の庭で・わが家の庭では消えてしまったのか今年咲かなかった)

夏にはあるのも忘れるように葉も勢いなく花もない状態だったが、台風23号24号で雨が降ってそのあとにょきにょきと花芽が出てきたなと思ったら、桃色の比較的大きい花が咲いた。しばらくすると他の花芽が出てきて比較的小さい桃色の花が咲いた。その後あるとは見えなかった葉とともに花芽も出てきて比較的小さい白い花が咲いた。近所の家ではそのとき黄色い比較的小さい花も咲いていたが、わが家では消えてしまったのか黄色い花は咲かなかった。そこで今回また舗装道路の隙間に見つけた黄花の株を採ってわが家の庭に移植した。

わが家のゼフィランサスは日本で見られるというゼフィランサスのうちの、白花はタマスダレ、桃色の大輪花はサフランモドキは確かで、桃色の小輪花はゼフィランサス・ロゼア、黄花はゼフィランサス・シトリナと思われる。 タマスダレやサフランモドキは日本には江戸時代末期から明治時代初期に渡来したようである。それらは結実し増えるより鱗茎の分球により増え耐暑性に優れ耐寒性もあり日本の気候によく順応してきたそうである。それで人里周辺に野生化したものがよく見られるのだそうである。当地で白花をよく見かけたり桃色の大輪花を土手などで見かけるわけもそれを知ると納得できる。
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