My logbook : 屋久島方丈記 
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  たわごと編: No.178  
  2013.07.29 財布忘れて丸一日  
 
  7月6日土曜日の昼食中電話があり、妻が出ると警察ですが事件や事故ではないがと言って私に代わってくれということだった。当地区の駐在さんからの電話だったが、私に財布をなくしていないかという問い合わせである。あわててバッグの中を見てみると財布がない。その旨伝えると、役場の警備員さんがさっき申請用紙のある台のところで財布を見つけたと連絡があって、中の免許証から私のものらしいということでの確認・連絡の電話だった。

警備員さんは免許証の名前と住所から電話番号を調べようとしたが、わが家は電話帳に登録していないので駐在さんに連絡を依頼した。それで駐在さんから私に電話が来たわけである。私は前日昼12時ちょっと過ぎに印鑑証明をもらいに役場に行った。印鑑証明書をもらってお金を払ってお釣りを財布に入れたところで私の財布についての記憶が途切れている。財布にお釣りを入れたところで役場職員のひとが封筒要りますかと封筒をくれたので証明書をきれいに折りたたんで封筒に入れようとその作業に気をとられ財布のことは失念しそこで財布を取り落としたことに気づかぬまま家に帰ってしまったらしい。

5日の昼から6日の昼まで、まる一日近く財布は落ちているのに誰にも気づかれなかったようである。6日は土曜日で役場は休みだが、5日の金曜日は終業までの半日間職員はいただろうし来訪者もあっただろうに誰も気が付かなかったのが不思議だが、何ごともなく戻って来てよかった。5日に財布をなくしたことに気づいていたらパニックになって探しまわっていたかもしれないが、連絡があるまでなくしたことを知らず知ったときには財布は見つかっていたのだから動揺しないで済んだが、いつも注意をし確認を怠らない自分がこういう失態をしてしまったことはいささかショックではあった。むかしから関心ごとに集中し話しかけられても上の空というようなことがよくあってからかわれたものだが、その癖が出てしまったようである。

会社時代はよく会議の時間を忘れて何かをしていて何かの拍子に気づいて危機一髪遅刻を免れた経験は多い。いまでも何かをしていて時間を忘れることが多々あるのでケータイの目覚まし機能や予定日時通知機能を活用している。散髪の予約をしたらセットする。医者の予約をしたらセットする。妻が上京したら迎えの日時をセットする。毎日の血圧測定時刻は繰り返し機能でセットしている。そのケータイだが、何かやりかけで外出時間が来て外出の用意をしていたら携帯するのを忘れてしまうということもある。私は何かに集中し他を忘れる自分を自覚はしている。そして老化がそれに拍車をかけていなければと願っている。しかしそういう思いを意識しつつもこの文章を書くのにまたこれだけに集中しかけてしまったのである。
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