My logbook : 屋久島方丈記 
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  たわごと編: No.153  
  2013.03.11 出席簿番号1番が嫌だった  
 
  出席簿番号が生年月日順という学校がどこかの町にあるとかあったとかいう記事をネットで見かけたが、私の通っていた高校は出席簿の番号がクラスが決まって背の順に並んだときの高い方から順につけることになっていた。私は入学時それを知らず同じくらいの背の丈があるひともいるのに後ろに行く努力もせずにいたら出席簿番号1番になってしまった。

出席簿番号1番はなにかというと当てられやすいから私は嫌だった。学年が変わると級友が入れ替わるから番号を付け直すのだがその並ぶとき同じくらいの背丈のものが1番を避けようと逃げ合うのだが気の弱さがたたって1番の位置に押し戻されて私は3年間出席簿番号は1番だった。

高校以外では出席簿番号は五十音順だったから私の場合は大体後ろから数えたほうがはやい順番だった。世の中ほとんどの学校は五十音順だと思われるが、五十音順だと要領よく避けるわけに行かないので出席簿番号が若くて嫌な思いをしていたひとは学校時代のはじめから終わりまでそうして過ごしたということになる。

教師もそういうことは分かっているから当てるときは工夫をして席の並び順で当てたりすることもある。私は背が高い方だったから大体一番後ろの席だったが、前から当てるときはよいが後ろからあてるときは初めに当てられる確率が多くなる。席が自由な授業では座席によることもあったが、出席簿番号による場合は何番置きとか工夫はされることはあっても1番は最初に当てられやすい。

出席簿番号1番でよいことはないのかとネットで見てみても、嫌だとか辛いとかいう感想がほとんどである。最初に何か言ったりやるというプレッシャーはやはりかなりのようである。後のひとは前の人を真似したり前の人への反応を参考にできるが、最初にやるあるいは言うことが人格品定めの最低基準みたいなことになることがある。そういうことはないと言うかも知れないが、いつも最初にやる本人はそういう不安な状況に置かれることが気になるのである。
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