My logbook : 屋久島方丈記 
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  日誌編: No.106  
  2012.06.04  妻のiPad購入につられてブックリーダー購入  
 
 
妻が以前から興味を示していたiPadを購入した。新型iPadが出てiPad2が安くなったというので4月に購入したのである。主に染織関係のホームページやブログの閲覧に使用している。閲覧だけならPCが突如シャットダウンしたりボタンの押し間違いなど対処に気を使うのだがiPadは分からなくなったらホームボタンを押してやり直せばよいので気楽に使えるということである。PCは私と共用なので使用時間を少なくしようと気を遣っているのかもしれないが、定時チェックし必要なら記録に残すような作業だけにしているようである。


iPad購入にはもうひとつ目的があって、それは上京したときなどに手紡ぎ手織り仲間の友人に自分の作品の写真や見つけたサイトを紹介してはなしをしたいということである。サイトはブックマークしておけば良いのだがWiFiモデルなので家以外ではインターネットにつながらない。写真もPCに大量に保管してある中からその時必要なものを選んでiPadに入れておいて見せたいが、どうしたらよいか分からない。ということで私にはなしが来た。そこで全国どこでもOKというFOMAデータ通信利用のOCNモバイルエントリーdというのを利用することにした。写真はDropboxにアップロードしそれを閲覧できるようにした。モバイルルーターが来たので二人で医院へ行きがてらテストしてOKとなった。

通信速度は下りは家のADSL並だが上りは10分の1くらいなので下り専用的商品プランだと思って利用しなくてはいけないのだが、それは妻の利用形態には支障ない。問題は妻のモバイルルーター使用頻度があまり高くないと思われることである。しょっちゅう上京するわけでもないから使用頻度が利用料に見合わないことになる。そこで私も以前から欲しいなと思っていたブックリーダーを購入することにした。iPadもブックリーダーみたいなものだが本専用のものがあっても良いかなと思ってのことである。そして外出で持ち出すときにはルーターも稼働するわけである。またモバイルルーターはADSL回線不調のときのバックアップになる。しかしこれら後付理由では利用頻度向上に焼け石に水程度の効果しかなさそうである。

またブックリーダーを使っての感想だが、電子書籍・本を購入すると従来のような本を積んでそれを眺めていたりする余裕感がなくなるようである。気になって一気に読んでしまい、また購入したくなる。いたずらに購入しないようにしなければという意識が出てきて、しばらくブックリーダーに触らずく休んではまた触るように自制している。一方ブックリーダーは本を探し選ぶについては不便である。購入する目当ての本があるときは探しやすいが、なにか読みたいと思うような本がないかと探す場合はうまくない。実際の本屋に行けば、本棚の多数の本の背表紙や装丁、厚さ、帯などが一目で見えて、その中での印象と直感からこれだと思う候補を絞りやすい。そしてパラパラ見ることも出来る。そういうやり方で新たな本に遭遇する本探しが実際の本屋の魅力である。いまの電子書籍検索機能だけではなかなかしっくり来る本に巡り会うのは難しそうである。
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