My logbook : 屋久島方丈記 
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  たわごと編: No.103  
  2012.05.14 タマタマ見かけたタマの事件とタマのはなし  
 
  先月か先々月ころだと思うがネットで見た中国でのはなしである。店の前に駐車した車があって店主が商売の邪魔になると運転手に文句をつけ口論になり同乗の家族も出てきて殴り合いに発展したところ、運転手本人かその連れ合いかよく覚えていないのだが、車側の女性が店主のキンタマを握リつぶして殺してしまったという事件があったそうである。痴漢にあったときの対策などでキンタマを蹴り上げろというのもあったように記憶しているが、キンタマは男の急所である。遊んでいて球をぶつけたりなんかの拍子で誰かに当てられたり何処かに当たったりして私も痛い思いをしたことがあるからよく分かる。

キンタマは男の命を左右する急所であることから弱みを握られているのを表現するのに、誰彼にタマを握られているなどというのをよく見かけたことがある。キンタマは男の急所で簡単に握りつぶして殺せるところだからそういう表現になっていると思われる。これは数年前読んだ本に出ていたのだが、ロシアでは内密のはなしをサウナの中でしたりするらしいのだが、そのときに自分を信じてもらうためにキンタマを相手に握らせることがあるそうである。聖書にそういう場面があるそうで、それがロシアでは信仰心のなかに今でも生きているのではないかということである。自分の命をかけた言葉として聞いてくれということである。

またタマがあがるという表現もある。これはすごく緊張してものごとをうまく出来ない状態のときによく使われる。試験などであがってよい結果を出せなくなることもときにある。学生時代に試験などであがらないようにする対策のはなしを聞いたことがある。あがるときは何があがっているかと言えばタマがあがっているのである。自分があがっているかどうかまずズボンのポケットの中からキンタマを触ってみれば分かる。あがっていたらゆっくり揉みほぐし下げればよいというようなはなしである。弱いところを隠さずさらけ出させることで緊張を解くことができるというわけである。それをする余裕が出れば既に緊張も緩和されつつあるとと思われるが、面白く聞いたことがある。

キンタマは男の弱いところであり弱さも出るところであるが、さて女性には男のような急所というのはあるのか、そしてまた女性は緊張をほぐす急所はあるのか、気になるところである。男のキンタマのような女の命にかかわる急所はとネットを見ていたら、北朝鮮工作員の女性拉致の手口の例だが一人が声を出さないように口をふさぎ、もう一人が正面から走り込んで女の胸を蹴ると100パーセント気絶するか死ぬというのがあった。胸が女性の急所だという証として出ていたのだが、キンタマを握るのに比べればやり方が大げさで激しすぎるので、女にはキンタマのような一握りで効く急所はないように思える。また女子高生アンケートで緊張するとどうなるというのがあって、上位4位が、お腹の調子が悪くなる、手が震える、自分の心臓の音が聞こえる、汗が出てくるとなっていた。肉体的に応急動作でほぐすことのできる変化ではない感じである。しかし胸を撫で下ろすという表現もあるから胸はキンタマほどではないがそれなりの急所であって緊張も胸を実際に撫でればほぐされるのかもしれない。
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