My logbook : 屋久島方丈記 
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  日誌編 (with photo) ・ 偏見ご免のたわごと編  
  たわごと編: No.63  
  2011.08.08 歯周病菌の位相差顕微鏡検査  
 
  数ヶ月前のこと定期的に通院している歯科医院で顕微鏡検査の無料キャンペーンをやっているとのことでなんとなく流れで検査された。歯周病菌(スピロヘータとかいうらしい)はなかったがカンジダ菌があるということだった。帰り際に事務員からパンフレットを渡され薬による歯周病の根本的治療について説明があった。先生からの説明もなく勧誘みたいな感じの説明と自費4万円くらいと高いことが気になってゆっくり考えると返答して帰った。

パンフレットによると抗生物質(抗菌剤:ジスロマック)を内服し、歯ブラシ時にうがい薬として抗真菌剤(抗カビ剤:ファンギゾンシロッップ)を使用する方法(ジスロマック+ファンギゾン療法)である。この療法で口腔内の微生物叢を非常に安定した状態にして従来の保険治療で行う検査や歯石取りを行うと歯周病は非常に早期に軽快してくるということのようである。 事務員の説明によると歯周病菌は食器その他でうつるので家族でやるほうがよいとのことだが、この方法でやっても再感染はあるようでその度にまたやらないといけないようである。私は抗菌剤で体内の常在菌を大手術でもないのに安易に減らしたりする方が気になった。

そこでネットでその療法を調べてみたら、以前ある歯科医の主張する歯周病の原因は口腔内に存在するカンジダ菌であり抗カビ剤(ファンギゾンシロップ)によるうがいを繰り返すことにより歯周病は治るというはなしが話題になり、それを実際に試して歯周病の改善にかなりの有効性が認められると確信したある歯科研究会に所属する数人の歯科医が、カンジダ菌を短期間にかつより確実に除去しうる方法として抗菌剤ジスロマックとファンギゾンシロップを併用する方法を考案した。それが今回歯科医院で提示された療法のようである。

次いでその療法に批判的な意見を調べてみたら、抗生物質を服用すると口中のバイ菌が一時的に減り歯周病の症状は一時的に軽減するが抗生物質で歯周病は完治しないとか、うがいで口中のバイ菌数を減らせるが、カビ菌が歯周病の原因菌として科学的に証明されていないのでうがい薬に抗カビ剤を使用するのは疑問という意見が出ていた。抗カビ剤をうがい薬として長期連用した場合の副作用も不明な点が多いという意見もあった。また現実にほぼ100%の確率で歯垢からはカンジダ菌が検出されるが実際に歯周病を発症していない人も多い、若年者の歯垢からもほぼ100%カンジダ菌が検出されるが歯周病罹患者は少ない。歯周病発症には免疫力の低下が関係しているらしいとのことである。

私はカンジダ菌はいるが歯周病は問題ない。あと数ヶ月で70歳になろうとしているが親知らず以外の歯は健在である。従来の保険治療で行う定期的検査や歯石取り、歯ブラシと歯間ブラシによる歯磨きとうがいで十分と判断した。あとは節制した生活で免疫力を維持することに務めるしかない。多分ストレスの小さい生活をしているから大丈夫である。妻も同意である。
 
 
 
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