My logbook : 屋久島方丈記 
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  日誌編 (with photo) ・ 偏見ご免のたわごと編  
  日誌編: No.51  
  2011.05.23  外壁塗り替え  
 
  屋久島に来て16年目に入ってもうすぐ半年過ぎる。何年も前から家の塗装の劣化が激しいのが気になっていたのだが、今年は塗り替えようという気になった。今までもしなかったわけではない。移住して8年目に緑の屋根が黒ずんで汚くなったり風当たりが強い東側の外壁塗装の劣化が激しいので業者に頼んでその部分だけ塗り替えたことがある。今回は外壁を自分で全周塗り替えた。

コーキングと下塗りが済んだ外壁に一回目の上塗りをしているところ
(軒天の縁や壁との境部はハケ塗りなので高所部分は2.7mの脚立の上に立たなければならない。脚立を妻に押さえてもらって作業した。)

屋根は縁切りタスペーサー挿入で素人の私が踏み損なってカラーベストを割ったりする危険より、屋根が斑模様になろうが雨漏りしなければそれでよいということで寿命までなにもしないことを選択した。前回業者に依頼した塗装の上塗りの緑がはげてシーラーの白色に透けているところはあるが黒ずんでいないからカビは発生していないようである。ネットで業者サイトなどを調べたところでは30年何もしないでいた屋根を葺き替えした例や20年なにもしないでいた屋根を塗り替えした例が出ていた。これらを勘案するとわが家の屋根はこのままでもあと15年は持つと踏んだわけである。

移住前30年弱住んでいた家は二階建てで外壁はラワン材、屋根はトタンだった。初めのころ業者に頼んで屋根と外壁を塗り替えてもらったが足場を組んだりしてかなり高額な費用がかかった。そこで次からは4~5年おきに自分で塗り替えてきた。塗り替えの時期はゴールデンウィークの連休のときと決めてやってきた。屋根はロープを張ってそれに命綱をつけて塗った。外壁は上部はハシゴを妻に押さえてもらったりローラーに延長棒を付けて塗っていた。費用は十分の一以下になった。

屋久島の家は平屋で外壁は窯業系サイディングである。まずは変形による段差部、チョーキング発生部および目地のひび割れ部をコーキングした。勝手口などの小屋根付け根部やサッシコーナー部の外壁ひび割れ部分もコーキングした。その後シーラーを塗ってからシリコン系の上塗り塗料で上塗りを二回した。軒天は同じようにして上塗りは一回にした。屋根端の木製破風・枠は別の塗料を塗った。コーキング後塗装までは2~3日放置、シーラー塗り後3時間は上塗り不可、上塗り一回目後2時間は二回目不可と説明書きにあるので、東西南北一面づつ作業したのだが一面で概ね一日半かかることになる。そこに天候事情も加わって全周終わるのに10日くらいかかった。事前計算で若干余る一斗缶単位の塗料を購入したのだが素人で塗り方が薄かったのか計算ミスだったのか相当余った。かかった費用は4万円くらいだった。
  
 
 
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