My logbook : 屋久島方丈記 
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  日誌編 (with photo) ・ 偏見ご免のたわごと編  
  日誌編: No.26  
  2010.12.06  道の芝生化  
 
  わが家は東西に通る農道南側の海の方へ下る里道(引っ越してきた当時農林省管轄と聞いたことがある)の途中にある。わが家の敷地に接する北側の道は土地業者が作った住宅地内の道(もう町に移管されているかもしれない)で、里道とT字に交わっている。わが家はT字路の下側の角地にあり、その道の先には何軒かの家がある。交通量も住人の出入りの車、宅配便その他でそれなりにある。T字路までの里道と住宅地内の道はコンクリ舗装されている。

T字路から先の里道はわが家の敷地西側に接して通っていて海岸の崖上まで続いているが、我が家の先に家はない。またわが家の先に行く人は貝採りで崖下に行く人とかツワブキ取りの人などがたまに通るくらいでほとんどいない。だからわが家の先の里道は草木が生えて道とは見えないほどの茂みになっている。
(写真・左: わが家敷地西側に接する里道、手前が砂利道、向こうは芝生)
(写真・右: 我家の庭から里道の芝生部分を見たところ)


我が家については、浄化槽が里道沿いにあるので清掃車がその里道を利用するが年一回である。里道向かいの丘の上に家が一軒あり里道から上がる通路があるがアクセスに難がありほとんど使われていない。だから放置しておけばわが家に接する里道も草ぼうぼうになる。何年か前に向かいの丘の上の他の敷地に行く通路を付ける工事があって、そのとき業者の人が工事の後始末で我が家に接する里道の半分くらいの範囲に砂利を撒いてくれた。

多分、道の上の方や丘から流れてくる雨水が川のようになるので非舗装の道がえぐれ荒れていたから撒いてくれたと思われる。そこでその砂利撒きを機に私はわが家に接する里道の残り半分位もきれいにすることを思い立った。結構な長期計画だったが、わが家の芝生の縁に伸び出た芝の芽を目についたときに切り取り里道の土に埋める。それをそれらが成長して広がり芝生の道になるまで続けたのである。並行して毎朝目に付いたら雑草を引きぬくこともしたから、道は今では芝を張ったようになった。

それを見て自分の土地でもないのにと非難めいて言う人もいた。そう言う人は自分の家の敷地周りが見苦しくてもに気を遣わない人だと聞き流してきた。私は自分の家に接する道が草ぼうぼうで見苦しいのが気になる方である。そしてたまたま対処の切っ掛けを得たのでやったまでのことである。しかしわが家の庭の芝生の延長に見えないこともない。
 
 
 
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