屋久島生活の断片・日誌編
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No.281  予防接種のこと  H21.11.16)

インフルエンザの予防接種のはなしである。65歳になって介護保険証をもらってから毎年10月に季節性インフルエンザの予防接種の案内が町から来る。同封の書類の注意書きを確認し問診欄に健康状態を記入し署名して診療所に持って行くと町から補助金が出て500円で接種してもらえる。今年は11月2日から12月半ばまでがその実施期間ということである。私はその初日に注射してもらってきた。一般の扱いの妻には期限はないと思われるが、妻も一緒に行ってやってもらった。

接種済証

11月10日に別件で総合病院に行ったら、そこの掲示板に季節性インフルエンザのワクチンが入手難で数量不足になっているので9日からは新型インフルエンザのワクチンと同様の接種基準で接種するという掲示があった。今年は希望者が例年よりかなり多いのかもしれない。

11日には町から新型インフルエンザの予防接種についてのビラが配布された。それには優先接種対象者の65歳以上というのが優先度最下位の6位でスケジュールの目安は来年1月の半ば以降となっている。自己負担は2000円である。妻のような一般の人の取り扱いについては載っていない。

その他の項目には、1月からは輸入ワクチンが使用される。季節性インフルエンザのワクチンと新型インフルエンザの国内産ワクチンは併用して接種することは可能だが、輸入ワクチンとの併用は控えてくれとある。私と妻はもう季節性のワクチン接種をしている。

と言うことは私は1月からの新型用ワクチンの接種はしてはいけない、妻については一般の人の接種スケジュールが今後明らかになっても接種してはいけないのだろうか。それとも併用とは同時接種という意味なのだろうか。報道によれば国の予防接種についての方針もなにやらごたついているようだから、地方はなお揺れているかもしれない。状況が落ち着いているかもしれない1月の私の接種該当時期ころに確認してみようと思っている。

ところで、インフルエンザのワクチン問題の感想である。SARS発生が発端で高病原性ウィルスに対する対策の必要性や緊急性が認識されたのではないかと思われるのだが、ワクチンの国内生産体制は確立されていないし、
新型インフルエンザ対応作戦も十分練られていたように見えないところが気になる。

補足: 新型用ワクチン接種のこと  [H22(2010).02.02]

本日、新型インフルエンザ用ワクチン接種。3600円のうち1600円町の補助で自己負担2000円。国産ワクチンということだった。昨年は優先接種最下位の65歳以上は2月半ばからで輸入ものになるというはなしだった。しかし 接種回数1回でよくなったからか接種率が低いのか生産体制が増強されたのか2月1日から前倒しで一般接種が始まった。そして国産ワクチンで間に合っているようである。


 
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