屋久島生活の断片・日誌編
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No.273  行方不明事件のこと  H21.07.27)

6月4日(木)警察官が一人来て近所の家のことについて聞かれた。屋久島の地元では大きな会社をやっている人の別宅である。一人で住んでいるその人が5月30日(土)夕方からいなくなっているらしい。何か異常と思うことが無かったかあるいは見なかったか、言い争う声が聞こえなかったか などということを聞かれた。

あれから家の中や周辺で鑑識係の調査が進められたようだが進展はないようである。客商売の店には誰かの顔写真を持って見かけなかったかと警察が聞き込みに来たとか、近所では通行車両の検問をして目撃情報がないか聞いていたとか、行方不明になった人の車と同車種の車全部の行動を確認して回っているとかいう話が聞こえてくるだけである。

それでも警察から聞いたということで、行方不明から一月位してNHKとか民放の記者が取材に来ていたようである。私は事件の目途がついたので発表前に現場映像などを取らせておいて発表と同時に映像付きでニュースを流させようと、警察がメディアにもらしたのかと思っていたが、そうでもなかったようで二ヶ月くらいたった今も新聞やTVでニュースになっていない。まだ事件とは断定されていないようである。

本人の意思による雲隠れなら人騒がせな話であるが家族はその線を捨てきれず情報公開をためらっているので、目撃情報提供依頼ビラなども出ないし新聞やTVでも顔写真などの情報公開がなされないのかもしれない。


 
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