大型客船は今までにもっと岸近くを通過したこともあるし、宮之浦の港に停泊しているのを見たこともある。私はこういう大型客船の美しい姿を見るのは好きだが多分乗ることはない。40年位前の新婚旅行では船に乗ったがそんなに大きな船ではなかったからか、ペンキの臭いか排煙の臭いか知らないがなんとなく油くさいし振動も伝わって来るしで、そんなに快適な感じはしなかった。負け惜しみ半分もあるが以来私はわざわざ船で食ったり見たり遊んだりすることにあまり魅力を感じない。
しかし電気モーターで推進とあるからディーゼルかタービンエンジンで発電しているのだろうがその辺が軽減されているのかもしれない。高級ホテルみたいと言われる大型客船が高級ホテル並みに消臭され静かなのかどうなのかについては興味があるので1〜2日くらいなら乗ってみてもよいという気はある。
ところでこの時期どんなクルーズで屋久島のそばを通過しているのかと、アスカ・クルーズというサイトを見てみると、南西諸島・台湾悠々クルーズ(2009年3月27日〜4月9日)・(611,000円(Kステート)〜2,509,000円(Sロイヤルスイート))の途中らしい。
3月27日(金)横浜発〜4月9日(木)横浜着の13泊14日(飛鳥Uで13泊)のスケジュールで「横浜→神戸→種子島→石垣島→西表島→基隆→花蓮→那覇→神戸→横浜」を巡るようである。種子島には30日8時入港、17時30分出港となっているが、その停泊予定時間に屋久島沿岸を航行していたことになる。
ある観光業らしい人のブログによると、30日朝7時と8時半の二回シルバーウィスパー(28,000トン)が屋久島に寄港しようと試みたが海上荒れ模様のため入港出来ず諦めて行ってしまったということである。そこでシルバー・シーのサイトを見てみたのだがシルバーウィスパーがこのあたりを航行するスケジュールは見当たらなかった。
シルバーウィスパーがそのサイトに出ている以外のスケジュールで屋久島に寄港しようとして果たせなかったのだとすれば、飛鳥Uも海上荒れ模様で種子島に入港できなかったかオプショナルツアーの希望者がおらず種子島をパスしたかで早めに屋久島沿岸を通過したのかもしれない。あるいはシルバーウィスパーとその人が思っていた船が本当は飛鳥Uで、寄港地を種子島から屋久島に変更していたものが入港出来ず我が家から見える海上を通過して行ったのかもしれない。
付録: 小型客船のこと (H21.10.02)
本日自動車免許更新手続きに安房の屋久島警察署に行ったら、安房港に客船が入港していた。見に行ったらスピリット・オブ・オセアヌスという小型客船である。ネットで見てみると主に米国人相手に飛行機で来日し神戸を起点に日本クルーズをするプランを営業しているようである。