移住以来、特に夏になると電圧低下がひどくUPSが警報を発しパソコンを使用停止しなければならない状況になることも多かった。初めの頃電気事業をやっているJAに連絡しトランスのタップ切り替えをして電圧を上げてもらった。そのときはしのげたが年が経つとまた電圧降下するようになって、今度は100mくらい離れたところにあったトランスと切り離し、家の近くの電柱に容量は同じ10KVAの中古トランスを付けそこから配電するようにしてくれた。それでも電圧降下するようになって昨年はパソコン用になるべく電圧降下しないよう専用屋内配線をしてしのいできた。
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交換後の新しい20KVAのトランス (旧は10KVA) |
昨年電圧降下でJAにクレームしたとき、当面の対策としてパソコン用に専用屋内配線をすることをすすめられてそうしたのだが、そのときトランスを20KVAにしたいが予算が付くまで待ってくれというはなしもあった。その20KVAトランスへの交換が今回、5月に実現した。それまではパソコン専用屋内配線にしたとは言えときどきUPSの警報が鳴っていたのだが、工事後は今のところ警報発生はない。
電線は県道の6600ボルト3線(3相)のうちの2線が農道に入って500m以上はある末端の我が家そばの電柱のトランスで3線(2相)の100ボルト(赤白、白黒)になる。そこに4軒がつながっている。近くの別の4軒の家用のトランスは20KVAだが我が家のところは10KVAである。だから我が家の側のトランスも20KVAにして欲しいと以前から要望していたのだが実現したので、この夏の電力消費があがる時期も大丈夫であることを期待している。
それでもだめな場合は、6600ボルト3線のうちの2線が500m以上長く引き回され、それに途中の家用にいくつものトランスがぶらさがっていることも影響しているかもしれないので、まだ対策はあるのではないかと思っている。