屋久島生活の断片・日誌編
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No.228  帆船のこと  H19.10.29)

10月24日9時半頃、用事があって安房を通りかかったら港に帆船が見えた。海王丸や日本丸は見たことがあるがそれらと比べて小さい。どこの船かと岸壁まで行ってみたらマストに大阪市の旗が掲げてあった。船名は「あこがれ」。

「あこがれ」主要目(抜粋)は、
全長:52.16m、マスト高:30m、全幅:8.6m、
帆枚数:26枚、総トン数:362トン、建造年月:1993年3月

船上にいた乗員らしき人にこの船はどういう船かと尋ねたら、セイル・トレーニング船であるとのこと。どういう人が乗れるのかと尋ねたら大体誰でも乗れるということである。個人で申し込めば乗れるらしい。今回の乗船者は団体だということである。

家へ帰ってから、ネットで「あこがれ」を調べたら1993年大阪市が建造の一般市民が利用できるセイル・トレーニング帆船で2000年には世界一周もしているようである。セイル・トレーニングの内容・目的は、帆船を目的地まで運航するのに必要なこと、すなわちマストに登る、ロープを引く、舵を取る、見張りをする、デッキ磨き、食事の支度・後片付け等の実習を通じて協調性・チームワーク・リーダーシップ・チャレンジ精神を養やしなうこととある。

航海情報を見てみたら、何日前からかある通信制などの学校の学生を乗せて24日屋久島に着いたようである。屋久島で乗船者は下船したようである。そこでその学校法人のページを見たら平内にある通信制の高等学校・屋久島おおぞら高等学校が載っていたので、多分セール・トレーニングもその一環としたスクーリングか何かでその学校法人の関連学校の学生たちが屋久島おおぞら高等学校にやって来たのではないかと思われる。ここのところ何回か続けて実施しているようである。おおぞら高校には教育施設と宿泊施設がある。

海王丸

  むかし横浜港に見に行ったことがある

大きな帆船、日本丸、海王丸を見たことがあるが、それらには及ばないが「あこがれ」はそれに次ぐ日本で三番目に大きい帆船のようである。この帆船を見て懐かしくなって、当地に来てから初めてむかし帆船を見に行ったときの写真をアルバムから探してしまった。妻や子を連れて海で遊んでいた頃が懐かしい。


 
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