屋久島生活の断片・日誌編
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No.223  水遊びのこと  H19.07.23)

先日犬の散歩で久しぶりに山側の県道と並行している農道の方へ行ったら、子供二人が川の堰で水遊びをしていた。そばでは大人の人が一人見守っている。このあたりにはプールになるような堰のある川はここだけのようである。農業用水の取水用に作られているものだと思われる。今回は気がつかなかったので今あるかどうか分からないが、以前農道からの小道のそばに「子供だけで泳がないように」という教育委員会か何かの看板が立っていた記憶がある。

  堰で水遊びをする小学生二人と
    それを見守る近所の大人
 この写真は以前撮った
 平内港の小舟係留場所だが、
 自然の海水プールにもなっている

学校にはプールがあるのだが、こういうところで水遊びをする姿を見ると田舎の景色だなあと懐かしい気分になる。子供たちはその付近に住む小学生である。そして見守っている人はまたその子供たちの近所の人である。そういう関係も含めてこの景色を見ていると、何とも言えない田舎暮らしの良さの一面を見た感じになったりする。

「子供だけで泳がないこと・教育委員会」というような看板が立っているところが、私の知るところではもう一ヶ所ある。平内の港といわれているところで、ここもたまに犬の散歩で行ったりするところである。平内の中心街近くを海に下ると外洋に面して小舟引き揚げ用のコンクリの傾斜がそのまま海中に入っている。その手前に直角に曲がってこれもまたコンクリの傾斜が海中に入っているところがあって、そこは周囲が岩に囲まれ小舟の係留場所になっている。外洋への通路は小舟一艘がやっと位で波の影響もなさそうで子供が水遊びできる自然の海水プールとなっている。

ここでは看板はあるが子供たちが泳いでいるのを見たことがない。夏に孫でも来たら水遊びに連れてきたら良いかなと思ったこともあるが、私がたまたま行ったときにウツボが底の方にいるのが見えて怯んだことがある。子供たちも敬遠しているのかもしれない。


 
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