屋久島生活の断片・日誌編
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No.211  民家でデイサービスのこと H19.02.05)

1月下旬、私の住む集落にこの2月から屋久島で初めてという民家を利用したデイサービス施設が開設されるという集落の放送があった。施設が完成したので見学できるということなので何日か後に見に行ってみた。応対してくれた人の名前は聞かなかったのだが、集落の人で診療所かどこかで見かけたことがありそうな人だった。

民家を改築したデイサービス施設  2月2日が仕事始め

はなしでは探していた借家が見つかったということで、それを改築して開設にこぎつけたとのことである。もらったパンフレットによれば地元密着の運営をめざして、当初3名(看護師1名、介護福祉士2名、全員女性)体制で始めるそうである。

内部を見せてもらったが、浴場は一人用の家庭のような浴槽だが介助が出来るように広い。トイレは車椅子で入れるようになっているし介助が出来るように広い。ちょっと気になったのはもとの民家の間取りに制約されたスペースレイアウトなので定員10名と職員3名のフル人員になると、介助を要する人もいれば、何か遊戯する人もいれば、人と距離を置いて休養したい人もいるだろうからスペースの割り振りにかなり工夫を要しそうである。

屋久町には、屋久島広域連合のホームページなどによればデイケア施設として町が関係する施設と総合病院系列の施設の二ヶ所がある。比較的規模が大きくサービス区域は全町に渡っているようである。私の父も生前はそこでお世話になった。それらと違って今回の民家のケアハウスは小さなサービス区域対象で既存の施設の隙間を埋めるものなのかもしれない。

今は上屋久町の施設も住んでいる町に関係なく利用できるようだが、私たち夫婦が父の生前家を空けなければならないとき、役場でかなり前に町内の老人養護施設へ父をショートステイさせる予約をしなければならず不便な思い をしたことがあるから、気軽に泊められるサービスをしてくれるところもあったらよいと言ったら、それもやりたいんですがねというはなしだった。志は高そうである。私としてはデイサービスとショートステイはいずれどこかにお世話になるかもしれないからそれぞれの施設の運営の特徴に興味がある。


 
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