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| 道端にケージ設置の状況 |
エサは野菜と果物 |
ケージの張り札には県知事登録で番号や責任者らしき人の住所・氏名が書かれている。それから見れば役場か保健所が設置したのではないかと思われる。１０月となればポンカンなどの実も食って食えないことはないだろうからそれをねらってサルが出没するのかもしれない。ミカン園がサルの被害を警戒して設置したのかと初めはそう思っていた。ところが見渡してもすぐそばにミカン畑があるようでもない。そしてミカン畑が一帯にあるような場所の方には捕獲ケージが置かれている様子はない。
そこで捕獲ケージの置かれている近辺の特徴を観察してみると、犬の糞禁止のような立て札や地面への注意書きが目に付いた。それから想像すると、どうも犬の糞を道沿いの敷地の縁にされるのを嫌った人がクレームをつけ、それを受けた役場か保健所がなにか反応しなければと野犬対策ということで捕獲ケージを設置したのかもしれない気がしてきた。真偽のほどは分からないが、状況から見るとそんな気がしたのである。
１１月になって同じ道を通ったら獲物がかかったか出入りした形跡かケージ内にエサが散らばっていて、そこにネコが入り込んで出られないでいる。間違って入り込んで戸が閉まってしまったようである。私は他所の放し飼いのネコが知らぬ間に我が家の庭にしていったびちゃびちゃウンコを踏んづけていやな気分になった経験があるから、ふと糞嫌いのなせるケージ設置ならもしかすると野良ネコも捕獲対象かもしれないと思ったりした。
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１１月のある日のこと
ネコがケージに閉じ込められていた
（ケージを置いた人ではないという近くに
いた人に、猫が入っているがと言ったら、
逃がしてくれた） |
最近日本で狂犬病患者が出たという報道があったからか、集落の放送で犬の放し飼いを止めよ、散歩時の糞の後始末をせよというはなしが流れたが、そういう事件がなくても時折こういう放送が流れる。誰かが放し飼いや道端の糞にいやな思いをして集落の事務所に苦情を訴えてのことかと思われる。私はクレームをつけるほど神経質ではないが、気になる人の気持ちは分からぬではない。
我が家では、誰かがリードをつけず散歩させていた犬が庭に入り込んで芝生に糞をされたことが何回かある。あるときは我が家の犬が部屋を行き来して騒ぐので外へ出たら、表に糞がしてあり犬が飼い主の方へ走って逃げたので、人の家に糞をさせるなと怒鳴りつけたこともある。野良ならクレームの付けようもないが、イヌ・ネコの飼い主はやはり糞のさせ方に留意してほしいものである。人の家の庭や道の真ん中は当然だが、散歩で歩く道の縁部分の糞も結構困りものである。
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我が家の糞始末道具
左からトイレットペーパーとポリ袋、
ポリ袋、赤い柄のシャベル、
そしてそれらを入れ携帯するための袋 |
我が家の犬は室内で飼っている。家ではトイレシーツの上で用を足させているが、散歩のときは糞処理道具を入れた袋を持って行く。中にはシャベル、糞をつまむためのトイレットペーパー、ポリ袋２ヶ（糞入れ用と汚れたシャベル入れ用）が入っている。しかし常にそれを使っているわけではない。道端を外れて茂みに入り込んで糞をするときの後始末はおゆるし願っている。
