屋久島生活の断片・日誌編
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No.191  セルフスタンドのこと H18.05.08)

4月末ころ、屋久島で初めてのセルフ給油スタンドが営業を開始した。場所は空港そばのショッピングセンターの隣である。我が家からは、25km位離れたところにある。ショッピングセンターに行ったついでに給油してみたが、セルフ給油で131円/L、スタッフ給油で141円/Lなので、当然セルフ給油をした。

 道路側の柱にセルフ給油の
 表示がある。その左右2列
 がセルフ給油らしい。

 他の柱はスタッフ給油表示。
 自動支払機が立っていない。

私は、いつもは近くのGSで給油している。そこは我が家から5kmくらいのところにあり、スタッフ給油のみで153円/Lである。新スタンドとの価格差はセルフ給油で22円/L(あるいはスタッフ給油で12円/L)ということになる。当然、新スタンド付近を通るときは、給油量の大小を問わず給油するのが得だからそうすることにする気だが、ガソリンが減ってきたのでわざわざ給油しに行こうかというとき、近くのGSに行くのと新スタンドまで行くのとではどちらが得か、その判断基準を決めておく必要がある。

私はガソリン給油の目安をトリップメーターに頼っている。満タン給油したらメーターをリセットし、常時トリップメーターを表示している。その表示が給油しようと家を出るとき何km以上だったら、往復に要するガソリン消費を加味しても新スタンドに行く方が有利になるかということである。(浪費する時間の大小はいつも暇なので気にしない。車の損耗も月に1回往復50km走行距離が増えるくらいだから気にしないこととする。)

車に153円/Lのガソリンが残っているときを、あるいは( )付きで(131円/Lのガソリンが残っているとき)を考える。

まず近くのGSで給油する場合は、家を出るときのトリップメーターの読みプラスGSまでの距離分の153円/Lのガソリン代がかかる。行きには153円/L(あるいは131円/L)のガソリンを消費し、戻るのには給油したガソリンを消費するとして153円/Lのガソリンを消費する。

新スタンドで給油する場合は、家を出るときのトリップメーターの読みプラス家から新スタンドまでの距離分の131円/Lのガソリン代がかかる。新スタンドに行くのに153円/L(あるいは131円/L)のガソリンを消費し、戻るのに給油したものを消費するとして131円/Lのガソリンを消費する。

給油したガソリン代と往復で消費したガソリン代をあわせた費用を比較するのだが、計算が間違っていないとして、セルフ給油の場合は家を出るときのトリップメーターの読みが約367km(あるいは347km)以上なら新スタンドに行く方が得になる。スタッフ給油の場合は採算距離が2倍近くになるから、500km近くになったら給油することにしている私には、何らかの理由でスタッフ給油しなければならなくなったら得にならない。

セルフ給油でほとんどの場合、かなり遠くから行っても金銭的負担が減ると思われるので、他のGSは対応を迫られることになりそうである。窓拭きサービスはなくなるだろうがスタッフ給油価格はそのうち新スタンドなみになるかもしれない。私の場合近くのGSが141円/Lになれば、新スタンドへわざわざセルフ給油に行く必要はない。


 
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