屋久島生活の断片・日誌編
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No.189  房づくりのこと H18.04.10)

昨年妻が友人と二人で羊毛手紡ぎ手織り作品の展示会「羊のいろいろ」を東京で開いた。テーマがナチュラルカラーの羊毛での作品ということだったから、派手さがないかもということで妻は織物端末の房の始末に工夫をしてみたとのことである。

展示会では来てくれた友人たちがその房を見て面白がってくれ、やり方を教えて欲しいということになり、次の上京するときに妻が会得した房の始末の仕方を披露することに決まったそうである。そして今回3月下旬上京した時に、そのうちの一人の家に集まって5人の人に何種類かの房の作り方を披露したのだが、喜んでもらえたようである。


      展示会作品の房

(左上):集まりの全体状況

(左下):
    ・左に見える茶色の房は準備した
     房のサンプルのひとつ
    ・右に見える白いのが準備した資料
    ・真ん中が房づくりをしているところ

妻は上京前に資料をコピーしたり見本を作ったりと準備をして出かけたので、一応分かってもらえたようである。自分たちの作品にも使ってみようと言われたので、一安心したとのことである。

披露した房の始末の仕方は四種類である。一つは四つ編み、一つは組み紐、一つはルーピング、そして一つはウェフトラッピングである。(注:カナ文字の房名は外国の本の図だけ見て念力で会得したので妻には名前は定かではない。そこで私が本をちょっと見て、そういう名前かということにしたものである。)

最後のウェフトラッピングはコピーをしていった資料を見てもなかなか分かりづらかったようで、一人一人手をとって作り方の手順をやって見せたら分かってもらえたそうである。妻は独学で会得したので自信がなかったのだが、少しは自分に教えるものもあったと嬉しかったらしい。しかし、やはり教えるにはまだまだ相当努力が必要ということも痛感したそうである。


 
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