屋久島生活の断片・日誌編
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No.183  連日温泉のこと H18.01.16)

この年始年末、孫が娘と恒例でやってきた。今回は孫が塾に通い始めたので塾が終わってから東京を発ち、正月は塾が始まる前々日に帰って行った。その後は羽田で待ち合わせ父親の実家に行って塾に間に合うように家に帰るというあわただしい日程だったようである。また娘には年一度の里帰りのようなものが、4泊だけの三食付では物足りなかったようである。しかし次回も塾だから今回と同じことになりそうである。その次は受験があるから正月は来られない。春休み待ちということになりそうである。

ということで今回は12月29日最終便で夕方着、1月2日第一便の早朝出発で正味三日の滞在だった。晴れたのは12月30日だけ、あとは天気がよくなかった。晴れた30日は午前に孫のお気に入りの湯泊温泉、奥の方の岩場の湯船に行った。娘と孫が入って私は見張りである。途中男の人が来かけたがわれわれの姿を見て引き返したので、二人貸し切り状態で思う存分遊びながら入れたようである。午後はくたびれて寝てしまった。

   湯泊温泉の岩場の湯船  JRホテル屋久島
(右端に見える濃い色の垣根の向こうに
 駐車場と屋久島温泉への通路がある)

31日は雨模様の日だったから、午後から昨年10月オープンのJRホテル屋久島にある屋久島温泉に二人を連れて行った。JRホテルは旧国民宿舎・屋久島温泉ホテル跡地に建てられたもので、温泉の浴場も以前とほぼ同じ場所にできている。温泉は町も出資して新たに掘ったので町民は割引料金で利用できる。リゾートホテルのきれいな温泉施設で料金と着替えくらい持っていけばそれで済むのだから割安感がある。入浴した娘は屋久島へ来たら毎日行こうと言うくらい気に入ってしまったようである。それで元旦も宮之浦の1200年くらいの歴史のあるという神社に初詣してから、また二人が入りたいと言うので屋久島温泉に連れて行った。

娘のはなしによると、この日は前日と浴場が変わっていたそうである。前日の男湯が女湯になっていたらしい。またこの日の更衣室は狭く化粧台の数も少なかったそうである。昨日女湯の備え付け化粧品が男物になっていて途中で客にクレームをつけられ女物に交換したから、男湯女湯の場所をどうも日替わりか、泊り客の男女どちらが多いかで決めているようである。女性としては化粧などに時間をかかるから、更衣室が広く化粧台も多い方を女湯に固定してほしいそうである。一泊でその日限りの客には気づかれないことだが、知ってしまえば気分よくないとのことである。しかしまた来たら入りたいという気持ちが変わるほどの不満ではないようだった。

この日元日はレストランでアイスクリームやシャーベットを食べ今回の三日連続温泉入浴のしめとしたのだが、湯上り後で冷たいのがうまかったということである。


 
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