|
屋久島警察署
(車以外に交通機関がない島だから結構駐車場
は広い。人口の半分7000人が5年ごとに更新
すると月100人以上、何回に分けて講習をする
か知らないが、一回に数10台は集まりそう。) |
窓口に行って、更新案内と免許証を提出して申請書類に住所氏名を記入する。申請用写真も撮ってもらうので、更新費用と写真代を支払う。交通安全のなんとかという団体の会費を求められたが、予定外の出費になるしお世話になることもないからと思いやめておいた。
そのあと写真撮影と視力検査がある。終わって窓口へ行くと、提出してあった免許証と撮影した写真3枚(4枚一組で残りの3枚らしい)それから講習および免許証交付日時指定の通知書を渡されておしまい。むかし運転免許試験場で見たような免許作成機械がないし、即時講習するほど一時期に更新者が集中しないから約3週間後にまた来ないといけない。
一時期、更新手続きに行ってエンドレスで放映の講習ビデオをその場で一回転分見て、あとは免許証が出来た日以降の都合のよい日に受け取りに行けばよかったのに、30分の講習のためにわざわざ指定の日を空けて警察に行かなくてはいけないのだから時間がもったいない。
3週間もあるとうっかり忘れそうである。カレンダーに赤丸をして目に付くようにしていたら、その日が3日後に迫ってきた。朝のTV気象情報では、ちょうど警察に行く日に台風23号が屋久島を直撃しそうである。行かないと失効するという脅しも通知書に書いてあるので、台風で行けなくなり停電して電話も通じなくなったら連絡も出来ない、そうなると困るがどうすると警察に問い合わせをしたら、これから検討するという返事だった。
ところが、夕方のTV気象情報では、一日台風の通過時期が早まりそうである。危険予知して未然防止は警察のよく指導するところだが、ちょっと早めに問い合わせをしすぎたようである。そうなったら困ると思って先んじて手を打ったつもりだが、どこかの国の親分に似て証拠固めが甘かったようで少々気恥ずかしい。あの論理には与したくないと思いながらも、意識せずにあの論理で行動してしまうことが人にはあるようである。