屋久島生活の断片・日誌編
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No.150  稲刈りのこと H16.07.26)

先週犬の散歩で近くの田圃の中の道を通ったら、稲刈りをしていた。数日前には県道沿いの日当たりの良い田圃で稲刈りをしたところを見かけたので、もう稲刈りの時期になったのかと思っていたのだが、順次稲刈りが進んでいるようである。

3月末か4月の初め頃、やはり犬の散歩で田圃に通じる道の下の農道を通っていたら、いつもは流れていない田圃のなかを通っている道の側溝に水が勢いよく流れていて、道にも水が流れていてぬれていた。例年見られる光景だが、それで田植えの時期になったのがわかる。

私が通る道の田圃は、県道とその下方(つまり南)の農道の間にある。水は県道の上方(つまり北)で川から取水しているようである。県道の上方にある農道付近に堰があるからそこから取水しているものと思われる。県道までは林の中をコンクリのU字溝で来て、県道を地下溝で横切ってまたU字溝になる。U字溝は田圃のなかの道の側溝となり下方の農道の側溝につながっている。農道の側溝はすぐそばの川につながっている。

田圃は県道側から段々で順次下がってくる。側溝から田圃に水を入れる。下の田圃は上の田圃からあふれた水も入ってくるようになっている。田圃からのオーバーフローは側溝に戻るようになっていると思われる。

側溝側の田圃はそれでうまくいっているようだが、道の反対側の田圃は側溝から道の下をパイプで横断して水が入るようになっている。一番下の田圃のオーバーフローはまた地下パイプで反対側の側溝に戻すようになっていると思われるが、途中の田圃から下の田圃へ流す量の設定が悪いのか田圃から道に水があふれているところがあって、田植えから水を止めるまでの期間、道は水浸しである。私の散歩道は例年これが稲作の期間の印みたいになっている。

稲作の期間は3ヶ月あまりのようだが、私の見るところ年一回のようである。むかし小学校か中学校で南の地方は二期作と習った覚えがあるが、この近辺ではそれはないようである。また二毛作もしないようである。


 
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