屋久島生活の断片・日誌編
                     Home > 目次_top  >  記事

No.144  選挙ポスターのこと H16.05.03)

4月25日に衆議院議員補欠選挙があって、結果は自民党候補者の圧倒的な勝利だった。私の家の周りでは公設のポスター掲示板が立っただけで、選挙活動期間中もいつもと変わらぬ静かなものだった。そして毎日散歩のたびに目にするのは公設のポスター掲示板だけである。

(左):わが家近くの掲示板
   (投票日当日撮影)

(右):県道沿いの掲示板

前回の衆議院議員選挙のとき気になったことがあったのだが、今回も同じようなことがその掲示板であってなんだという思いがしたことがある。今までは我が家から500m以上はなれた県道沿いが一番近い公設のポスター掲示板だったが、昨年の選挙から100mくらいのところの農道脇に公設のポスター掲示板が設置されるようになった。その近い掲示板のポスターのことである。

前回公示後全候補者のポスターが県道沿いに張られたが、わが家近くの掲示板にはある政党の候補者のポスターは貼られなかった。私はこの近辺の人間はあてにしていないのだとちょっとそのやり方が面白くないという気分で見ていたのだが、選挙運動期間半ば過ぎた頃にそのある政党の候補者のポスターが貼られたのである。それで私は新設された場所なので忘れたので貼りに来たのかと一応納得していたのである。

ところが今回県道沿いには公示直後すぐ全候補者のポスターが張られたが、我が家近くの掲示板にはそのある政党候補者のポスターは貼られなかった。私はその政党はあまり屋久島を重視した選挙戦はしていない、奥の掲示板はネグって人目につき易い場所にだけポスターは集中して使うのが今回の戦術なのだと、都市受けする政党だからそうなのかと見ていたのである。

しかし不思議なのである。県道を車で走っているときに「菅代表来る」の立て看板が立っているのを見かけたのである。そして多分その来島時期の頃だと思われるが犬の散歩で県道沿いを歩いていたら民主党の候補者の車らしきが手を振りながら走っていた。他の政党にはそんな動きは見かけなかった。民主党は党首と候補者が屋久島まで来るほどに力を入れて取り組んでいるのかと思わせる面がある。だからポスターを私の家のそばの掲示板に貼らないのがなんともちぐはぐで不思議だったのである。ポスターは最後まで貼られなかった。


 
 Home   back