ついこの間散歩のときに畑でジャガイモの種イモを埋めているのを見たと思っていたのだがもう収穫の時期になって、2月から3月にかけてジャガイモ掘りの時期のようである。この時期出荷もれの規格はずれなのか、無人市ではジャガイモを多く見かけるようになる。わが家でもジャガイモでコロッケがよく食卓に出る。私の知るところ、屋久島産食材のうち広く作られていて、商売になる農産品はジャガイモだけのようである。米も作られているが、屋久島産の米といって売られているのを見たことはないから、自家用主体と思われる。無人市ではほとんど見かけない。
収穫といえば12月にポンカン、2月にはタンカンやジャガイモという具合で冬から春にかけての期間に集中していて無人市にも出回るが、私はカメのようなものでもないとこれらの時期あまり無人市をのぞいたりしない。生産量が多く至るところで目に触れるので慣れっこになってしまうからである。妻は食材関係には関心があり、無人市に気をつけているようである。
わが家近辺の農産物にはポンカン、タンカンとジャガイモそしてビワなどがある。農業の臨時作業員のアルバイトをしている知人が仕事というと大体ポンカン、タンカン、ジャガイモ関係の仕事に行っているからそれが主だと思われる。多分サツマイモも屋久島では焼酎が造られているところを見れば多いかと思われるが、今はまだイモゾウムシの撲滅中で近辺では栽培が中断している。ビワはそんなに大々的でない感じがする。量も少なく時期も短いのでそう感じるのかもしれない。私としてはこれから出回るビワに一番春の季節を感じる。無人市に出るとこれはのぞいて見る。