屋久島生活の断片・日誌編
                     Home > 目次_top  >  記事

No.135  みんなで来島のこと H15.12.15)

12月初めに妻の両親と弟3人の計5人が来島した。屋久島へ平成7年1月に引っ越して来てからはじめての訪問である。父は90にあと数年だし母も80を越えたから、なにしろ一度は屋久島に連れて行かなければと、母の兄すなわち妻の伯父が最近脳梗塞で倒れ寝たきりになったのを見て、弟たちが急遽計画し実現したものである。両親と上の弟二人は3泊4日したが、一番下の弟は大阪に単身赴任しており仕事の都合で休めず最後の三日目の午後来て一泊しみんなと一緒に帰った。最後の夜は妻の両親兄弟全員がそろって話に花が咲いた。

千尋の滝にて
  妻とその両親と弟二人

 (一番下の弟は最後の日に
  泊りに来ただけで一緒に
      観光できなかった)

両親は高齢なのであまり歩くのは負担になる。観光は車で移動してちょっと歩く程度のところに限定されたが、着いたその日は屋久島文化村センター、二日目はわが家が見える小島の上の工事中断中の林道終点、千尋の滝、大川の滝、西部林道、屋久島灯台、いなか浜と屋久島一周、三日目は紀元杉と屋久杉ランド、その帰りに松峰大橋を回った。一番下の弟は三日目の午後空港に迎えに行った兄たちと屋久杉自然館と千尋の滝、大川の滝を回って来たそうである。

両親の感想では、良かったのは小島の上の工事中断中の林道終点と紀元杉と屋久杉ランドとのことである。林道からの眺めは我が家が見えることに加え周辺一帯が海を背景に展望できたからと思われる。屋久杉ランド方面はやはりこれで屋久島に来たという感じがしたそうである。また滝や杉はTVやポスターで見ていたものが見られたと喜んでいた。猿や鹿を道で見かけたのも印象に残ったようである。

ところで屋久杉ランドでは舗装されたりしている30分コースを歩いたのだが、私が越して来てはじめて来たときはまだ土のままで木の根のあるデコボコのコースを回ったものだなどと言っていたら、コースの終点あたりなどに平成4年とか5年にコース整備したと表示が立っていた。引っ越してきたのは平成7年じゃなかったっけと言われてばつが悪い。後日妻と話していたら私たちが屋久杉ランドに初めて行ったのは土地を購入のために来たときでまだコースが整備される前だったことが分かった。屋久島はここ10年前くらいから整備が進みつつあると見えるが、私たちが土地を購入したのはそういう動きの少し前だったようである。


 
 Home   back