屋久島生活の断片・日誌編
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No.130  トランス移設のこと H15.10.06)

今年の夏も電圧低下でUPSが警報を発しパソコンを使用停止しなければならない状況が発生した。UPSは停電検出値を85〜117Vに設定してあるのだが、それで警報がなる。警報発生直後にコンセントの電圧をディジタルマルチメータで測ってみると88Vくらいである。それでも警報はとまらないから電圧変動が大きいのかもしれない。翌朝計ったら107Vで問題なさそうである。

昨年夏だったか同様の問題が発生し電気事業をやっているJAに連絡したところ、トランスのタップ切り替えをして電圧を上げてくれ、日中の測定では105V内外の電圧になったのだが、それにもかかわらず今年も夜になると電圧低下がいちじるしい。暑くて各家でクーラーなどを含め電力を食う機器がフル稼働するからだと思われる。今年はJAに連絡して調べてもらったら日中でも100Vない。

わが家から10mくらいのところの
  電柱にトランスを移設作業中

わが家への電線は100mくらい離れたところの柱上の10KVAトランスで2線の6600Vから3線の100Vになって引かれている。その電線に4軒がぶらさがっている。他の同じような条件のところを見ると20KVAトランスがついているところもあるので、私は容量不足かなと思っていたのだが、係員の見解は電線の引き回しが長すぎるためではないかということである。

私はそれなら家のそばにトランスを移設して欲しいと要望したのだが、最近その工事が行われた。自分でいつものコンセントで計ってみたら日中111Vくらいになった。これは電力消費の少ない昼だから以前とあまり変わらない。夜は少し涼しくなってきているので各家はクーラーなど使っていないこの頃だが108Vくらいである。夏の暑さ厳しい条件になるともっと下がると思われるが電線長が短くなって電圧降下の影響は小さくなっているとすれば、来年の夏はUPSの異常発生音に悩まされないかもしれない。


 
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