屋久島生活の断片・日誌編
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No.99  スカーフのこと H14.07.15)

妻が5月に妻が言うところのニュージーランドの「ウール フェスティバル」に行って来たのだが、ツアーを計画したところの資料を見たら「ウールクラフト フェスティバル」となっている。なるほどクラフトを省略して「ウール フェスティバル」と言っているのかと思っていたら、フェスティバル主催団体が参加者には一年間機関紙を送ってくれることになっているとかで、「クリエイティブ ファイバー」という冊子が送られてきた。6月号はフェスティバルの特集のようである。そこには「クリエイティブ ファイバー フェスティバル」とある。どうもそれが正しい名称のようである。

そういうところはいい加減な妻がフェスティバルから返って来て良い作品を買ったと自慢する。まあ人それぞれ好みがあるからと軽くあいづちを打つくらいで、私は土産のマヌカ蜂蜜をなめる方に気をとられていた。しかしそのものはと一応聞いてみればフェスティバルの展示が終わってから送ってくるということである。

我が家の壁に掛けたスカーフ

(妻が5月にニュージーランドの
 クリエイティブファイバーフェスティバル
 で展示作品を買ってきたもの)

 

そして何日か経って、そのものが送られてきた。それはフェルトのスカーフである。フェルトと聞けば普通分厚いものを想像するが、それはレースとまではいかないが光も通すほどの薄いものである。模様はニュージーランドの原住民のイメージか踊っているような人型が落ち着いた地の色合いの中に並んでいる。これは壁掛けに良いではないかと私が言うと妻もそう思って買ったと言う。そこで早速壁に掛けた。

クリエイティブファイバーフェスティバル
主催団体の機関紙らしい
「クリエイティブファイバー」という冊子の
なかでフェスティバル
展示入賞作品を
紹介しているうちの一ページ

(左側の真ん中に
 買ってきたスカーフが載っている)

最近送られてきた「クリエイティブ ファイバー」という冊子に展示部門で入賞した作品が紹介されているが、そのスカーフも入賞作の一つである。それを見てから後の私は、犬と二人で毎日食うに追われていた二週間近くの苦労の甲斐あってか、妻は見るものは見て来たのではないかと思わないでもない。


 
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