屋久島生活の断片・日誌編
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No.84  犬のお尻のこと H13.12.24)

今回は多分年の最後(お尻)の回になるだろうということで、犬のお尻のはなしで締めくくることにしたい。我が家の犬だけのことか、この犬種の特徴かわからないが尻尾を上げて歩き回る後姿を見ていると尻の穴の下、しりっぺたの一部と思しきところの毛が左右対称に渦を巻いている。まるで眼鏡のような形に見える。

右の写真の黄色で囲んだところが渦巻き。
左の写真で同じところが影になっているが白い毛の中に
白い毛の渦なので目で見たように写っていないのが残念。

白い毛でつむじを中心に左尻は左巻き、右尻は右巻きになっている。尻尾を上げて尻の穴をもろに見せて歩き回るのだが、その二つの渦模様が尻に変化を与えて、後ろから見ていてもそれに目が行って尻の穴は気にならない。飼ってしまえば桃色の尻の穴も可愛いものだがやはり生々しいので意識させないほうが良いに決まっている。この渦が我が家の犬特有のものならば、我が家の犬は得な毛並みを持ったものである。

これもこの犬種の特徴かどうかは知らないが伏せをしているときの尻の形がまるまって大きな船の船尾のように見える。尻尾を旗のポールのように上にあげると尻の穴が船名かという感じのところにある。私が今回はじめて注目してみただけでもともとそうなのだろうが犬の尻の穴は結構高い位置にある。

また尻の穴は糞をするとき周りが盛り上がって穴の内壁がせり出してくるようだし、糞をし終わるとそれを巻き込んですぼむようで、糞の汚れがいつもは尻の穴の外観からは見えない。切れの良い大便はうらやましい限りである。見ているとお尻も面白い。

ついでに小便の方だがちんぽの先に毛が何センチか伸びていてそれを伝って小便が放たれる。毛は小便のガイドになっている。人間の坊主の小便はちんぽの先に包皮が細って伸びているだけだから時に方向が定まらず便器の周りに撒き散らしたりするが、犬は子犬のときからきちんと方向が定まるようになっている。これも面白い。


 
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