屋久島生活の断片・日誌編
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No.74 夏の虫のこと (H13.10.15)

今年の夏は暑かったからか、しろあり消毒して5年目に入って薬の効き目が薄くなったからか、虫がよく家の中にでた。7月から二回くらい霧の殺虫剤を一回に4本噴霧したが当座はよいが何日かするともとの木阿弥である。各回殺虫剤の種類を変えたのだが殺虫剤が虫に合っていないのかも知れない。

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ごま粒の様に見える虫
 体長2mm、飛ぶ

我が家では寝ていてムカデに噛まれてから蚊帳を吊って寝ている。寝ていると産毛や髪に何か触ってくすぐったい。蚊をはたくようにするとおさまる。くすぐったい原因は2mmくらいのごま粒のように見える虫である。蚊屋の目を通り抜けられそうにないのに朝シーツの上にたたかれて潰れたのとか動いているのが数匹見つかる。この虫は居間でTVを見ている時に飛んで気にもなる。初め虫眼鏡で見たときは天道虫みたいな形だなと思った。

最近子どものおもちゃ用のコンピュータマイクロスコープを買ったのでこの小さい虫をのぞいて見た。形はまるっこくカナブンの小型みたいだが透明っぽい触覚が結構長い。町の図書室で昆虫図鑑を見てみたら動物の死骸などに集まるなんとかいう虫に形は似ているように見えたが2mmのように小さいものは出ていなかった。近所の人に聞くとこの虫が今年多いということである。穂のある草につく虫らしいとのことなので夜顔に触ったのをつぶしても汚くなかろうと一応安心している。

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 フナムシ様の形の虫
 体長15mmくらいで
 柔かい

他の虫で床で時に跳ねたりしているのを見ることもある。形はフナムシに尻尾がついたようなやわらかい虫で軽く触ってもすぐ潰れる感じがする。15mm〜20mmくらいの大きさである。なにかの幼虫なのか成虫なのかよく解らない。動きは鈍いようで逃げないから気がつかないと踏み潰してしまう。気分は良くない。

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 ゴキブリみたい 体長15mmくらい

また他の虫でチャバネゴキブリというのかも知れないと思っている虫がいる。この虫はTVを見ている時によく飛ぶのが気になる。10mm〜15mmくらいである。我が家ではその形の印象からひまわりの種などと言っている。ゴキブリだとしても大きな奴のようにあの目玉でじっと探られるような感じはないから気楽に手ではたいたり紙でつまんで捨てる。汚い感じはないが見つければ殺して捨てる。

最近は少し涼しくなって来たがもうひとつコウロギのようなのが目だってきた。ちょっと小ぶりで柔らかく、黄褐色で透明っぽく、跳ねる、逃げ足は比較的速い。下着についているのを知らず着ると気持ち悪い。我が家ではやわらかコウロギと呼んでいる。いわゆるコウロギより感触が良くない。


 
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