屋久島生活の断片・日誌編
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No.68 台風による波のこと (H13.09.03)

8月19,20日の台風11号が通過した翌日か翌々日だったか、安房港の高速船(水中翼船)トッピーの桟橋が大波で転覆したので当分の間全便宮之浦発着になるという町内放送があった。

画面中央と右端のブロックが桟橋固定ブロック,その
間に転覆した桟橋の屋根が見える

右端のブロック上には台風の備え事前に引き揚げた
可動通路の端が見える

左の船は作業船

そこで早速安房に桟橋の状況を見に行った。浮き桟橋は固定コンクリブロックから外れてしまったようで屋根部分だけが少し見える状態で海中に没していた。業者がダイバーを潜らせて調査しているところだった。岸壁から桟橋に渡る可動通路は事前に引き揚げてあったので被害はなかったようである。

今回私は台風でうねりが大きくなって磯が波で洗われる状況と台風が通り過ぎて波が小さくなった状況の比較写真を撮って波のすごさを紹介しようと考えた。ところが台風が屋久島の東を通過した為か予想に反して我が家の近くの海は波があまり大きくならなかった。いつもはドドーンと磯に当たる波の音が腹に響いてくるし潮の花が飛んで来るのだが今回はそんなことは我が家では全く感じられないしのぎやすい台風だった。

静かな日の海 中央の磯上に黄色の
マーク(釣り場に人がいたらこの
くらいの大きさに見える)
台風11号が来た20日の海
釣り場は波に覆われる(海に白馬が
走る台風の時は見えている磯全て
波をかぶって見えなくなる)

撮影場所は我が家から100Mくらいのところの海際の崖の端(海抜40M位)、写真の磯は一応名のついた釣り場の一つである。私はここの波で海の荒れの程度を判断している。


 
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