屋久島生活の断片・日誌編
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No.64 たこの木のこと (H13.08.06)

SpinComメンバーの妻の友人がフィジーに行った。アダンの葉をお土産に買って来たからと送ってきた。葉を干したものをロールにしてある。妻が以前ニュージーランドのウールフェスティバルへ行ったときマオリ族の籠を編むという伝統工芸コーナーで実演販売していたバッグを買ってきたがそれがアダンの葉で編んだものだと、今回送ってもらった葉を見て妻はわかったようである。

(左):貰ったアダンの葉

(右):
  ニュージーランドで
  買ったバッグ

(左):
  たこの木(下部)
 (根元がたこの足のよう)

(右):
  たこの木(全体)

 

妻はどんな木か知りたいと言うので持っている植物図鑑を見る。アダンというのが出ていない。アダンを広辞苑で引くとたこの木とあり図も出ているが色がついていない。そこでまた植物図鑑でたこの木を探すと色付きの図がでている。それを見て妻は一応納得したが実物を見ないと好奇心は満足しない様子である。

私はアダンがたこの木と知って、その木の実物を屋久島で見たことを思いだした。麦生のボタニカルリサーチパーク(旧名熱帯果樹園)の売店入口横にある。早速妻を連れてたこの木を見に行った。妻は実物の大きさも分かりやっと満足したようである。

以来妻は葉を編んで籠を作りたいと思っているようだが一人でやる自信がない。伝を頼りに教えてくれそうな人を探しているようである。


 
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