屋久町の場合は支援の依頼活動を見ていた限りでは、現職の候補は土木派、対立候補は観光派のような印象を受ける。また方や内向き志向、方や開放志向の人達から支援されていると見ることもできる。前者の支持依頼には地元の有力な人が来るが後者の支持依頼には移住者やそれに関連する人が来ることが多いのでそう思える。私が選挙はがきをを見るところ現職は「…づくり」というつくる政策を押し出している。対立候補は行政手法の変革をうったえている。それが両者を分ける特徴と思われる。
本日のTV報道を見ると今回当選したのは現職の日高氏(4選目)である。2519票で小脇氏の2516票と3票差である。これは日高氏の行政にかなりの人が批判的であることの表れであると思える。
私の見るところ現職の行政では温泉ホテル建て替え計画が問題化しても住民がというか私でも見聞きできるやり方でメッセージが発信されないし、町長も含め公文書偽造容疑で書類送検されたという話しについても同様メッセージがない。だから小脇氏の住民の声を聞くとかルールを守るとかいう主張に同調する住民が増えて来ているということかと思う。
補足1: 開票見直し請求のこと (H13.08.04)
3票差で落選した陣営が疑問票の判定に異議ありとして、見直しを請求していたが、昨日のTV報道によれば町選管は請求を却下したようである。結論までに一月くらいたっている。
票は全体で5000くらいである。例えば1票1分で確認(やり方は次段落に述べると同じとして)をするとして1日8時間やれば10日くらいで確認できる。疑問票だけなら1日で出きる。
私なら票をビデオカメラで撮ってモニターに写し関係者にも見られるようにして疑問票の判定作業をする。そうすればもう異議のでようがない。
今回選管が実作業をしないでただ開票は適正だったとの判断を出すだけに一月も要しているならば遅過ぎる。この結論を出す時間遅れが裏になにかありそうと思わせる。だからか落選候補陣営は県選管へ異議申立てをするようである。
補足2: 選挙無効裁定のこと (H13.12.07)
今日のTVニュースによれば県選管の裁定は選挙無効とのことである。裁判に進まなければ50日以内にやりなおし選挙となるとのことである。