屋久島生活の断片・日誌編
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No.58 妻のシェットランド行のこと  (H13.06.25)

妻が羊毛手紡ぎグループの仲間とシェットランドに行って来たがH13.06.11の「名刺のこと」で話題にした名刺は気後れして使えなかったようである。

シェットランドは英国の北の島で白夜だそうである。シェットランド羊毛の産地ということでさぞや羊毛手紡ぎなど広く定着しているかと思いきや一部の人を除いてそんなでもないようである。昼はティーシャツ、夕方冷え込んできたらアクリルのフリースという人が多く、ウールは手間がかかる、フリースはすぐ洗えるので良いのだとのことである。だから羊も羊毛用より食用が多いみたいというのが妻の感想である。

街や島の景観は落ち着いてきれいだそうである。初めてだとどんなところでも印象的なものだがそれを割り引いても屋久島と較べると洗練されている感じらしい。屋久島は南なので草が良く生える。ちょっとほうっておくと汚らしくなる。北の島は草の丈は低く葉も大きく繁らない。そのせいかもしれないと妻と話している。

建物、町並みは美的センスが写真を見せてもらった限りでは屋久島より断然良いように見える。屋久島では街は写真にならない。観光立地するには考える余地がある。

島は老人にはやはり住みにくいらしい。街を離れるとバスは一日に一本だとかで殆どボランティア頼みのようである。病院も徳洲会病院くらいの大きさのがあるが重度になるとヘリコプターで本土へ行くのは屋久島と変わりなさそうである。


 
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