4月8日安房にエコタウンあわほの店舗がオープンした。Aコープと写真屋、スポーツ洋品店、電気店、肉屋と飲食コーナがワンフロアにある。Aコープはスーパー様の売り場でこれがメイン、片側に他の店が入っている。専門店売り場や飲食コーナーがある大型スーパーのミニチュア版でそこで時間もつぶすことも可能という考えでつくられたと思われる。以上の店舗の横に本当はこれがエコタウンの目的かと思われる海産物加工販売施設がある。
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左の緑の屋根がスーパー棟
右の傾斜屋根が加工販売施設 |
案内看板 |
平成11年頃新聞で15年100億円かけてのCGアーチスト村を主体とした安房再開発をすると屋久町が発表したとの記事を読んだことがある。そしてその後安房エコタウン構想についてのプレゼンテーションが通産省の人と学校の先生が来て行われたという話しを聞いたことがある。そのプレゼンテーションを聞いて話してくれた人はそこに至った経緯については知らないといっていたが安房再開発と符合しているように見える。
安房エコタウン構想の説明は詩的な表現だったらしい。安房が海の入り口、そこを食のミュージアムにする、アートビレッジは山の入口とかいう感じだったらしい。
私はそれを聞いて安房が海の入口なら新航路が設定されるのかな。安房を海の入り口の食のミュージアムにするというのはぽんたん館もどきのワーフ市場でも作ろうというのなかな。そして海産物を加工してみやげ物を売るのかな。アートビレッジはCGによる登山案内所でもつくるのかなという印象を持った。
今回のエコタウンはどうも安房・海の入り口の食のミュージアムという位置付けではないかと思える。海の入口と言うからには観光客相手だろう。そしてわざわざミュージアムというとなれば海産物加工施設を見学させるという意味だろう。そういう意味で海産物加工販売施設がエコタウンの本体であり本来目的である。だから駐車場には観光バスも入れる駐車エリアが確保されている。
狙いはそうだとしても果たして屋久島の自然を目指してやってくる観光客がわざわざ自分で工場見学をしたり、させられたりして時間を費やすのを喜ぶのだろうか。