屋久島生活の断片・日誌編
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No.48 石楠花公園のこと (H13.04.16)

4月1日栗生にある石楠花公園に石楠花を見に行った。町の放送とそこに勤める友人が見頃だと言っていたことから思い立ってのことである。石楠花公園は屋久町の施設である。冬場は閉園している。通常は町外の人は入園料100円、町在住者は無料である。

公園に行くには県道を西部林道方面に向かって行き栗生川の橋を渡ったらすぐ山側に曲がる。

公園入口(駐車場側から見たところ)
手前の広くなっているところが公園内駐車場。
中央部の垣根の切れ目が公園入口。
県道から公園入口までは中央部に見えるように
乗用車1台が通れる畑の中の道。
対向車が来ないように祈りながら通行する。
石楠花  河岸の崖に沿った遊歩道

栗生川の海側から見て左岸の川沿いに崖の立ちあがりちょっと上くらいに数百メートルの遊歩道がある。一応道沿いに石楠花が植えられているが、入り口付近と橋状通路が終わって平地になっているところが大きい木があり花もよく咲いている。これらの石楠花は西洋石楠花など平地で咲く品種が殆どである。

残念ながら屋久島石楠花は咲いていない。これは山の上の冬場寒くなるところで咲くようである。自生の屋久島石楠花を見る為に毎年6月初め頃町の企画だと思うが石楠花登山が行われる。これを楽しみにしている人は多いようである。

公園遊歩道からの川の眺めもきれいである。川の景色は石が主であるが小さな砂浜状になっているところもある。岸辺の緑と岩石の変化のあるグレイと砂の白みかかった薄茶色、そして空の色をうつした水、晴れた日の光の中で見ると一瞬はっとする。流れのゆるいところはきれいなプールといった感じで泳いでみたくなる。5月頃に来たときは岸辺の浅いところでは子供ずれが水遊びをしていたのを見たこともある。花がなくても散歩するによい。


 
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