屋久島生活の断片・日誌編
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No.31 予約システムのこと(1) (H12.12.03)

都会の方に住んでいた時は町の医者や理髪店に行く時は自分が思い立ったらその時に行っていた。大体そんなに待たなくても自分の番が来る。待ち人が多ければ家に帰って出なおす。医者も理髪店も100M以内にある。数100Mの範囲なら何軒もある。まあ総合病院はそうはいかない。朝早くから行って番を待たなくてはならない。

かかりつけの診療所(最近は
草木のかぶれで行くばかり)
行きつけの理髪店
(二月にいっぺんしか行かないが)

屋久島では都会に較べ医院や理髪店の数が少ない。と言うことは自分の家から遠くにある人が圧倒的に多いということである。一軒あたりの人口も多分多い、距離も遠い、交通の便は悪い。だから思い立って行って待ち人がいっぱいになる可能性が高い。そういう時でも一旦家に帰ったりするのがまた負担になる。次に来た時すいている保証もない。私のかかりつけの医院は家から5km以上離れているし他の医院とは20km以上離れている。行きつけの理髪店は家から5km以上他の店は10km以上離れている。かかりつけの歯科医院は20数キロ離れている。

だから屋久島へ来て予約システムが一般的であることに感心し安心した。医院は当日朝8時頃から予約を受けつける。電話で予約してその時間に行けば待ち時間は少なくなるので助かる。1時間に一本もないバスで来る人は特にその時間に合わせてもらえたりするので助かる。歯科医院や理髪店は当日でなくても予約できる。便利である。勿論急患やすいている時の飛び込みは受けつけてくれる。屋久島のような田舎ははじめてなので知らないがこれが田舎の標準的なやり方なのかもしれない。地域限定的施設や店は都会でもこのような方式のほうが良いと思ったものである。

島に一つの総合病院は原則時間予約はない。家から35km以上離れているがここはその性格上いたしかたないのかと思う。先日の例だが朝8時に家を出て9時前に着いて診察番号札が17番。診察が12時過ぎで数分、それから薬をもらうのが12時半頃。家に帰ったら13時半過ぎだった。妻は総合病院はどこでもそうよと言っている。

補足 総合病院予約制のこと (H13.04.05)

島に一つの総合病院に今日行った。前記12月の記事のように混み合うので診察番号札制をとっていた内科の先生が3月から予約制に変更になっていた。電話予約で良いらしい。なんとなく待合室の混雑が減ったような気がする。

No.80 予約システムのこと(2) H13.11.26)

 
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