屋久島生活の断片・日誌編
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No.04 新聞のこと (H12.05.24)

屋久島では新聞は日に1回配達される。朝刊や夕刊の区別はない 日刊とでもいうのだろうか。また天候不良などでフェリーや飛行機が欠航になれば新聞は来ない。

私の所では新聞は午後5時から6時の間頃に配達される。その仕組みは次のようである。

町に新聞販売店が1軒あり多分その日の朝印刷された新聞がそこに昼頃に届く。それを仕分けして私の近辺のバス停に午後3時半頃に着くバスに乗せる。バスの運転手がそれぞれのバス停に近辺の購読者分を下ろしていく。

県道バス停 軽トラの右が新聞置き場 新聞置場の廃冷蔵棚

場所によりそれを配達員が各戸に配るところもある。私のところは引っ越してきて5年の間各人が県道のバス停まで取りに行っていた。片道歩いて10分かかる。初めに行ったら地面に置いてある新聞一式を側の置き場(販売店が共同受け箱としておいた廃品冷蔵販売棚)に置いて自分の分を持って帰る。不在者などがいて翌朝残っていたら置き場の側の人が処分してくれる。

去年町会議員の選挙があって販売店の主人が立候補した。活動で回っていた時近隣で新聞配達についてクレームがあったらしい。当選して今年になってから農道沿いの家にも配達するようになった。私のところは農道より100M引っ込んでいるので農道の4軒共同の受け箱まで取りに行くことになった。

農道の新聞共同受け箱

右に100M行くと我が家

 

TVなど即時性のあるメディアの発達した今日新聞の速報性は期待されない。私はデータ集や説明資料や意見、広告、特集記事などがTVなどの一過性的報道を補ってくれているのでとっている。だから週一回内容の詰まった新聞でも良いと思っている。

だが新聞で一番高頻度で見るところはどこかといえばやはりTV番組欄である。これは時間的速さの観点から見ての唯一TVに勝る新聞の効用である。

ところが私のとっている日経新聞では配達時間の関係で日中の番組欄は役に立たない。週間番組欄あるいは翌日番組欄が欲しい。南日本新聞はそれがあると聞く。引っ越してきてすぐ日経新聞に投書をしたがその成果はなかった。

 
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