屋久島生活の断片・偏見ご免のたわごと編
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No.266 交換部品のこと    (H20.03.31)

当地へ来た当初、水道水の味をうまく感じて生水をよく飲んでいたら腹をこわしてしまった。当地ではみんな平気で飲んでいるというので私が弱いのかもしれない。しかし大雨の時など風呂に水を張ると落ち葉などの中を流れて水出しのお茶みたいに色づいたのか緑っぽい色をしていたり茶色っぽい色をしていたりする。腹こわしとそれが気になって浄水器を購入した。

カタログ通販みたいなところで購入したのだが7〜8万円くらいする外国製かあるいはそのメーカーの国内生産品と思われるものである。毎年消耗品のフィルターを交換するのだが、1万4〜5千円くらいする。これは年に何回かカタログに載るので適当な時期に購入する。それには疑問は感じていないのだが、ある時蛇口に付ける切り替えコックが渋くなって交換しようとした。

保証書記載のメーカー代理店に電話して交換部品を注文しようとしたら、購入した通販会社に言えということである。通販会社に電話してそう言われたからと告げたのだが、はなしはすぐ通じず通販会社とメーカー代理店が部品を特定するまで通販会社から何回か我が家に確認の電話が入ってから入手できた。

そして今年、本体に蛇口からのホースをはめてあるところから水漏れするようになった。蛇口を振るとホースが揺れるので、シールのOリングが摩耗したためである。浄水器は台所の南向きの出窓に置いてある。初めは白かったホースも日焼けして茶色っぽくなって来ている。そこでOリングとホースを交換しようと今度はカタログに書いてあるメーカー代理店らしき問い合わせ先に電話した。そうしたらまた購入した通販会社に言えとのことである。

また話が通じず、通販会社から何度も確認の電話が入ったが、最終的にメーカー代理店が直接部品を特定しようと電話をしてきた。ホースは両端にコネクターがカシメて付けてあるが旧品から取り外しホースに付け替えるのは難しいがどうするとか言う。取扱説明書にもそんなことは書いてない。素人が簡単に取り扱いできるコネクターの付いたホース一式に決まっているだろうと言うと、それなら2万数千円(ホース付シャワーヘッドはそこらでその一割の値段で買えるのに)だという。浄水器一式7〜8万円なのに高すぎる。だから本当に欲しいのかというのが相手の気になっていたところらしい。

私は高すぎるから止めることにした。浄水器一式だって高いが初めて購入するときはノウハウ料込みだと納得して購入したのである。ただのステンレスのお椀みたいなもの二つとホースと蛇口コック(交換部品で数千円)とフィルター(交換部品で1万4〜5千円くらい)が主な構成品である。私は高い購入代金とフィルター代でノウハウ料は払っているつもりだから、劣化が当然の柔らか部品のゴムやホースの部品交換にそんなに高い金をとることはないだろうという思いがある。面倒くさいアクセス方法やユーザーの継続使用に不便なサービスに腹が立ってしまった。次はこのメーカーは止めようと思っている。

他に我が家で使用している口内洗浄機や電動歯磨き機で不具合が出たことがある。両方ともやはり通販で購入したものである。口内洗浄機は国内メーカーのものだが長く使用していてホースが破損してしまった。取扱説明書に書いてあるメーカーのサービスへ電話したらここも購入した通販会社に電話しろと言うことである。そちらへ電話したら話はすぐ通じて交換部品を入手できた。それで不都合はなかったのだが、それにしてもメーカーがサービス窓口を取扱説明書に記載しているのにサービスをしないのは納得できない。通販は近くに店がないし買いっぱなしのそのときだけの付き合いが現実である。売る店はどこでも良いがサービス窓口は一本化して欲しいものである。

電動歯磨き機は一度スイッチ部分が動作不安定になったことがある。ぎりぎり保証期間内だったので取り扱い説明書に書いてあるサービス窓口に電話した。購入会社を確認してから、不具合品と保証書を送れという指示である。その後すぐ新品が送られてきた。この製品は外国製あるいは外国メーカーの国内生産品と思われる。有名な外国の会社だからか、サービスのやり方が洗練されている。2台目もここのものを購入している。


 
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