屋久島生活の断片・偏見ご免のたわごと編
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No.148 屋久島(81):眼鏡のこと H16.07.12)

妻の眼鏡が合わなくなったのでレンズを新しくしたいということになった。遠近両用眼鏡で当地に引っ越してくる以前、10年以上前のころに作ったものである。引っ越してきてからも、老眼鏡と二つ目の遠近両用眼鏡を作った。当地に来て細かい事情が分からなかったので新しい眼鏡は鹿児島に行って作った。老眼鏡はデパートで、遠近両用眼鏡は眼鏡店で気に入ったフレームを見つけて作った。

私も当地に引っ越してくる前から、遠近両用眼鏡を二つ持っていた。当地に来てから旧いほうが合わなくなってきたので、そのときはやはり鹿児島に行って妻のときとちがう店で気に入ったフレームを見つけ新しい眼鏡を作った。

そのうち島内の事情も分かって来たが、眼鏡店は引っ越してきた当時はなかったようである。聞いたところでは鹿児島の眼鏡店の巡回営業が月に一回屋久島に来て、検眼し眼鏡を作ってくれる。加工は鹿児島の店でやるらしく出来たら送ってくる。この店は妻が鹿児島で遠近両用眼鏡を作った店の巡回営業である。

それを聞いて私はPC使用時専用に老眼鏡を作ったことがある。検眼してもらいフレームを選ぶ。それで後日、出来た眼鏡が送られてきた。このときは気に入ったフレームが無かったので、PC使用時だけだから形はあまり気にしないことにして、ある中でまあまあかと思うものを選んだ。そのとき、気に入ったフレームを数多くの中から選ぶにはやはり鹿児島に行ったほうが良いようだと思った。

その後、宮之浦に新しく眼鏡店が出来た。どこかの店の出張所のようで月に10日くらい店員がやって来て営業するようである。妻が細かい仕事用に二つ目の老眼鏡を作りたいということになったとき、そこなら店を構えているからと期待して行った。しかしフレームはそんなにいっぱいはなく、気に入ったものが見当たらない。妻は検眼してからやめたとも言えず家の中でしか使わないからと適当なものにしてしまった。

最近は安房に新しい眼鏡店が出来たと思ったらすぐなくなり、また新しい店が宮之浦に出来ているようで、屋久島では巡回と出張店とこの新しい店の三つがいま私の知る眼鏡店である。

今回、妻がレンズを新しくするに際しては、家から10分以内で行ける民宿で店開きする巡回店を利用した。妻が鹿児島で遠近両用眼鏡を作った店の巡回営業である。気に入ったフレームを多くの選択肢の中から選びたいなら鹿児島に行くしかない気がするが、検眼してもらいレンズを指定するだけなら便利で助かるシステムである。民宿まで行けない人には巡回車で家まで来てくれるらしい。


 
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